ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2025.01.16
同期理論で紐解くリカレントニューラルネットワークの予測機構と新学習法の提案
~ニューロンの状態から何を読み取り、カオスを予測しているのか?~研究の要旨とポイント 同期ダイナミクスに関する数学理論を応用し、リカレントニューラルネットワーク(RNN)によるカオス時系列予測の仕組みを数理的に解明しました。 近年数学的に証明された一般化同期写像を用いて、予測の“正解読み出し写像”を調べ…
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2025.01.14
工藤 昭彦教授の解説が東京新聞他に掲載
理学部第一部 応用化学科 工藤 昭彦教授の解説が東京新聞他に掲載されました。 光触媒に太陽光を当て、化学反応により水を分解しグリーン水素をつくる「人工光合成」を紹介する記事の中、工藤教授は光触媒研究をめぐる80年代の情勢や、グリーン水素の将…
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2024.12.13
CO₂還元触媒の性能は幾何構造と安定性で異なることが判明
─CO₂を二次利用して減らす高性能触媒開発の指針として脱炭素社会の実現に貢献─国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 電気化学的二酸化炭素還元(注1)触媒として機能する金属微粒子(金属ナノクラスター(NC)(注2))の精密合成に成功しました。 本手法により得られた二つの金属ナノクラスターの耐久性と生成物の…
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2024.12.11
電流の44%をCO₂からメタノールの生成に利用できる高効率触媒を開発
─カーボンニュートラルへの貢献に期待─国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 欠陥を導入することで特有の活性を持つ金属微粒子(金属ナノクラスター)(注1)の精密合成に成功しました。 本手法により得られた新規金属ナノクラスターは、電気化学的二酸化炭素(CO2)還元(注…
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2024.11.05
機械学習でナトリウムイオン電池材料の性能予測から実証まで
~次世代電池開発の高速化、低コスト化の実現に大きく貢献~研究の要旨とポイント これまでの実験データを用いて機械学習(ML)モデルをトレーニングし、ナトリウムイオン電池(SIB)用正極材料の組成と電気化学特性を予測しました。 MLの結果に基づき、Na[Mn0.36Ni0.44Ti0.15Fe0.0…
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2024.11.01
本学学生及び教員の研究成果が日刊工業新聞他に掲載
掲載:2024年10月31日 更新:2024年11月1日 理学研究科 化学専攻 瀬良 美佑さん、吉川 咲良さん及び理学部第一部 応用化学科 川脇 徳久講師の研究成果が日刊工業新聞他に掲載されました。 川脇講師らの研究チームは、粒径1nm程度…
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2024.10.31
光合成活性を持つ葉緑体を動物細胞に移植することに成功
―光合成可能な動物細胞作製の突破口を開く―東京大学 理化学研究所 東京理科大学 早稲田大学 科学技術振興機構(JST) 発表のポイント 藻類から光合成活性を持つ葉緑体を取り出し、ハムスターの培養細胞内に移植することに成功しました。移植した葉緑体は、少なくとも2日間はハムスター培養細…
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2024.10.25
金属微粒子の表面構造制御で最大5倍近い水素製造触媒活性を実現
水素エネルギー社会への貢献に期待国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 粒径1 nm程度の極微細な金属微粒子(金属ナノクラスター)(注1)の表面構造を制御する合成手法を確立しました。 本手法により得られた新規金属ナノクラスターは、電極触媒として、従来の表面構造…
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2024.10.24
植物における匂い(VOC)の作用と認識メカニズムに迫る
~環境にやさしく持続可能な農業・園芸技術の実現に大きく貢献~研究の要旨とポイント 匂い(揮発性有機化合物〔VOC, *1〕)は、植物の防御反応の活性化をはじめとしたさまざまな植物間コミュニケーション(トーキングプランツ、*2)に関与しています。 植物には動物のような嗅覚器…
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2024.10.11
川脇 徳久講師らの研究成果が日刊工業新聞に掲載
理学部第一部 応用化学科 川脇 徳久講師らの研究成果が日刊工業新聞に掲載されました。 川脇講師らの研究チームは、水に太陽光を当てるだけで水素(H2)を製造できる水分解光触媒上に粒径1nm程度の極微細なロジウム(Rh)・クロム(Cr)複合酸化…
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2024.10.07
光触媒の水素生成面を選んで極微細な助触媒を担持する技術を開発
─ 水に太陽光を当てるだけの水素製造技術の実用化に期待 ─国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 粒径1nm程度の極微細なロジウム(Rh)・クロム(Cr)複合酸化物(Rh2‒xCrxO3)助触媒を水分解光触媒のチタン酸ストロンチウム(STO)表面で水素ガス(H2)生成する結晶面だけに選…
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2024.08.09
飯田 努教授の共同研究テーマが2024年度NEDO先導研究プログラムに採択
飯田 努教授の共同研究テーマが2024年度NEDO先導研究プログラムに採択されました。 2024年5月20日、先進工学部 マテリアル創成工学科 飯田 努教授の共同研究テーマ「製造加熱プロセス熱流計測によるデジタルツイン高度化の研究開発」が2…
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2024.07.29
兼松 学教授の研究成果が日刊工業新聞他に掲載
創域理工学部 建築学科 兼松 学教授の研究成果が日刊工業新聞他に掲載されました。 兼松学教授らの研究チームは、空気中のCO2を廃コンクリートに固定し、その上で圧力をかけて固化する、カルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発し…
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2024.07.24
廃コンクリートとCO₂からできるカルシウムカーボネート
コンクリートブロックの製造技術を開発東京大学 東京理科大学 太平洋セメント株式会社 発表のポイント 空気中のCO2を廃コンクリートに固定し、その上で圧力をかけて固化する、カルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発しました。 従来の類似手法では、材料の表層でしか…
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2024.05.16
バニラの甘い香り成分を生成する酵素を開発
~農産廃棄物由来の化合物から室温で簡便に合成可能~研究の要旨とポイント ラン科のバニラ属植物から得られるバニリンは、バニラアイスクリームやシュークリームの上質な甘い香りの主成分で、香料化合物として広く使用されています。 本研究では、酵素タンパク質を分子進化させることにより、植物由来のフェル…