TUS VISION 150

ABOUT TUS

TUSブランドの源流

明治14(1881)年、東京⼤学の1回⽣から3回⽣までの卒業者19名の⻘年理学⼠とほか2名が、「理学の普及」を⽬指し、東京理科⼤学の前⾝「東京物理学講習所」を創設、維持同盟を結びました(2年後に東京物理学校に改称)。当時は⾃由⺠権運動が華やかで、政経・法科が盛んな⾵潮の中で、創設者である維持員先⽣たちは「国の繁栄は科学技術が基礎」との信念を持っていました。
維持員⼀⼈ひとりが歴史に貴重な⾜跡を残していますが、いずれも明治期に「科学」への気概に満ち、⻘春の情熱を捧げた⼈達でした。授業に遅れることは認められず、⼿弁当で教壇に⽴ち、休講すれば⾦を徴収されるといった維持同盟の厳しさに、本学の隆盛の基礎が築かれたのです。

理学の普及を以て国運発展の基礎とする

この建学の精神は、21名の維持員の先⽣らの「物理学講習所」創⽴までの情熱を基とし⽣まれたものです。
この精神が、教職員の学⽣に対する教育指導の熱意につながり、在学⽣、卒業⽣さらには広く東京理科⼤学に関わりある⼈々の誇りを形作ってきました。

2031年(150周年)の理科⼤の姿

東京理科大学を取り巻く社会的環境が厳しくなる中では、学校法人の運営および財務体質の健全性を維持しながら、本学の建学の精神に基づく教育研究活動を着実に発展させていくことが重要となります。そのためには法人と教学が共通の認識を持ち、足並みそろえて基本政策を実行することが求められます。

そこで本学では、学校法人東京理科大学長期ビジョン-TUS VISION 150-を作成し、将来にわたり時代の要請に応える人材ならびに未来を照らす研究成果を創出し続けるとともに、世界に向かって大きく羽ばたくため、創立150周年(2031年)の姿を描くことで今後15年の方向性を明らかにしました。

このビジョンの具体化に向けた施策は、すでに実行段階にある中長期計画に収れんさせ、充実した教育研究環境を整備するとともに、さらなる大学改革を推進していきます。

日本の理科大から、世界の理科大へ

  • 日本の先進技術を駆使しイノベーション創出に貢献する多くの人材を育成
  • 科学技術、経営、教育の分野で世界レベルのリーダーとして活躍できる人材を供給
  • 人類への貢献をめざし、高い実践力と忍耐力を持ってたゆまなく課題の解決に挑む人材を育む環境
  • 基礎研究から応用研究まで幅広い分野に亘って世界をリードする研究拠点
  • 学際的コミュニティの中で多様性をもった自由闊達な議論を求め、世界各国から人材が集う拠点
  • 世界のいたる所で社会に貢献する理窓会メンバーである校友の強固なネットワークの中核

TUS VISION 150 ―東京理科⼤学からTUSへ―

9つの改⾰

01

組織改⾰とブランド価値向上

02

⼤学の基礎体⼒強化

03

アドミッションポリシーの変⾰

04

教育研究理念に基づく
グランドデザインの構築

05

世界をリードする創造的研究推進と
研究拠点の構築

06

キャンパスの再構築、学部再編計画、
キャンパスライフの質的向上

07

危機管理体制の充実

08

国際競争⼒強化に向けた体制整備

09

校友・地域社会との⽣涯にわたる連携強化

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