ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2025.08.08
スパッタ法を用いて高品質なScAlN薄膜の作製に成功
~成長温度の系統的変化が構造特性と電気特性に及ぼす影響を解明~東京理科大学 住友電気工業株式会社 東京大学 研究の要旨とポイント 汎用性の高いスパッタ法を用いて、結晶成長が困難とされていた窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)薄膜を高品質で作製することに成功しました。 成長温度の上昇により表面平坦…
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2025.08.05
AIが無線電力伝送システムを自動設計
~次世代パワーエレクトロニクス回路設計のブレークスルー~国立大学法人 千葉大学 東京理科大学 学校法人君が淵学園 崇城大学 研究の概要 研究の背景 研究の成果 今後の展望 用語解説 研究プロジェクトについて 論文情報 参考文献1) 研究室 東京理科大学について 研究の概要 千葉大学大学院情報学研…
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2025.08.05
ブッシュバジルの匂い成分でインゲンマメの防御機能が向上、害虫の天敵を呼び寄せる効果も~「トーキングプランツ」を農業に応用する~
東京理科大学 研究の要旨とポイント 害虫の食害を受けたことを「匂い」で伝えることで、近くの植物の害虫抵抗性を高める植物同士のコミュニケーション(「トーキングプランツ」)は、環境にやさしい農業技術に活用できるものとして注目されています。 ブッ…
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2025.08.05
東京理科大学が民間宇宙ステーションの利用拡大に貢献~米Vast社の「Haven-1」に搭載するJAMSS実験装置開発に協力~
概要 共同研究の詳細 用語 研究室 東京理科大学について 概要 東京理科大学スペースシステム創造研究センター(SSI)は6月12日、有人宇宙システム株式会社(JAMSS)との間で、Vast社の商用宇宙ステーション「Haven-1」に搭載する…
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2025.07.31
ケガニから血糖値の調節ホルモンを発見!
~ケガニの成長促進・繁殖効率化に向けた新技術の開発へ~広島大学 神奈川大学 東京理科大学 本研究成果のポイント ケガニの眼柄ホルモン(眼の付け根にある器官から分泌されるホルモン)を調べた結果、血糖値を調節する働きをもつホルモンの抽出に成功しました。 ケガニの眼柄ホルモンの機能を世界で初めて明ら…
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2025.07.25
官能基化ナノケージの高効率な合成法を開発
-機能性有機ホスト材料の開発に向けて-東京科学大学 東京理科大学 ポイント テンプレートを利用することで、オリゴフェニレンケージという「分子の容れ物」を効率的に合成する手法を開発 組み上がったケージからテンプレートを取り除くことで、内部空間が官能基で修飾されたケージに導くことに…
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2025.07.24
東京理科大学および同スタートアップエコシステム「TUSIDE」とかんぽ生命が
連携・協力のための協定を締結学校法人東京理科大学 東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社 東京理科大学インベストメント・アンド・イノベーション・キャピタル株式会社 株式会社かんぽ生命保険 学校法人東京理科大学…
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2025.07.24
目に見える粉体でも、原子の結晶と同様に “転位すべり”が起こる
―1点の欠陥によって、小さな力で粒状物質全体が変形することを発見―大阪大学 名古屋大学 東京理科大学 研究成果のポイント ◇ 固体粒子集合体(粉体※1)において、金属等の原子結晶特有の変形メカニズムである“転位すべり※2”を世界で初めて観測。 ◇ コンピューターシミュレーションにより、ミクロな原子結晶の理…
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2025.07.18
「痛み」は音で伝搬する 〜痛みが増す原因は他者の痛がる声にあった〜
研究の要旨とポイント 近くにいる人の「痛み」が他に伝達する一因が、痛み刺激による発声音にあることを解明しました。 音ストレスはそれだけで脳内の炎症を引き起こし、痛みを誘発することがわかりました。 今後、痛みのコントロールや、痛みを抑制する環…
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2025.07.17
ナトリウムイオン電池材料β-NaMnO₂の積層欠陥を抑制することで電池性能向上に成功
~波状MnO₂層の滑り現象メカニズムを解明、正極材料の長寿命化を実現~東京理科大学 東京科学大学 研究の要旨とポイント ナトリウムイオン電池の正極材料β-NaMnO2について、系内のマンガン(Mn)を銅(Cu)で置換することにより、結晶内の積層欠陥を効果的に抑制できることを実証しました。 結晶構造中…
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2025.07.15
次世代AIで磁性材料のエネルギー損失の原因を解明
~省エネルギーな次世代EV開発への応用に期待~東京理科大学 筑波大学 岡山大学 京都大学 研究の要旨とポイント 次世代の説明可能AI「拡張型自由エネルギーモデル」で、磁性材料のエネルギー損失の原因を明らかにしました。 実用材料である無方向性電磁鋼板を対象に、損失の原因を顕微鏡画像上で直…
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2025.07.15
【開催報告】東京理科大学記者説明会を開催~葛飾キャンパス共創棟のお披露目と本学の現状、その先の150周年に向けて~(7/3)
本学では、本年4月に薬学部・薬学研究科を葛飾キャンパスに移転し、新たな拠点として「共創棟」を竣工し、利用を開始しました。同棟は、薬学部の研究室・教室としての利用にとどまらず、薬工連携など分野横断的な教育研究の拠点、さらには学生ラウンジやカフ…
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2025.07.11
ヘテロ金属配位ナノシートのインク化技術を確立、大量生産や基板への直接塗布が可能に
~新たな電子デバイスや電極触媒などへの応用に期待~研究の要旨とポイント 金属イオンと有機配位子から構成される配位ナノシートは多彩な物理・化学的特性を持つ構造を設計できることから多用途での応用が期待されていますが、一般的な合成法で得られる生成物は薄膜もしくは粉体であるため、加工が難しいという…
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2025.07.09
高品質単結晶によりIGZOの本質的な電子状態を解明
~次世代ディスプレイの性能向上に新たな指針を提供~東京理科大学高輝度光科学研究センター 研究の要旨とポイント 光フローティングゾーン法により作製された高品質なInGaZnO4(IGZO)単結晶に対して、硬X線光電子分光(HAXPES)実験を行い、バルク固有の電子状態を明らかにしました。 こ…
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2025.07.02
磁気渦物質における角運動量反転現象の理論的発見
~ゲージ不変な熱力学が導く量子物質の新たな普遍性~東京理科大学理化学研究所東京大学大学院理学系研究科浙江大学 研究の要旨とポイント 強磁場と高速回転が共存する「磁気渦物質」において、電子の軌道角運動量がスピンを凌駕し、従来考えられてきた方向とは逆向きに偏極する新現象を理論的に発見しました。…