理学部第二部 Faculty of Science Division II

ライフスタイルにあわせて理学を学ぶ

社会人に対する理学のリカレント教育も推進

現代は様々なライフスタイルで生活する時代。理学部第二部では夜の時間帯に数学、物理学、化学を学ぶことが可能で、自らのライフスタイルにあわせた学びができます。しかも昼間学部と比べて学費が低廉で勉学しやすいというメリットもあります。

学生の皆さんは朝は混雑した電車に乗ることなく明るい陽射しの中で自習したり、学部が用意する就業学修サポート制度で働いて学費や生活費を得たりしています。社会人学生の皆さんは専門性を活かす仕事(企業の技術者、ソフトウェア開発者、医師、医療技師、高校教員、大学教員、公務員など)に就き、夜の時間帯に集中して理学を学んでいます。その中には、自ら起業した学生もいます。

夜間学部とはいえ教育内容は昼間学部と変わりなく、本格的な理学教育が行われます。卒業生は技術者や中学校・高校教員として活躍しています。理学部第一部および第二部の教員が主な構成員となっている東京理科大学大学院理学研究科や他大学の大学院に進学する学生も多数います。社会人学生の皆さんは本学で学んだ理学の知識を自らの専門分野に応用し更に高度な仕事を行っています。

概要図

DEPARTMENTS 学科

MESSAGE 学部長メッセージ

日本で唯一の夜間理学部。
多様な学生が集い、切磋琢磨できる環境。

これをお読みになる皆さんは、「第二部」にどのようなイメージをお持ちでしょうか。理学部第二部は、昼間に開講される一般的な理学部と同じく、数学、物理学、化学を基礎から最先端まで本格的に学ぶことができる学部です。授業が主に夜間に行われることと学費が低廉であること以外、昼間学部と違いはありません。授業は平日の16時20分から21時過ぎまで、それに土曜日に開講されています。これらの授業をしっかり履修すれば、4年間で卒業することができます。

歴史を振り返れば、東京理科大学の元祖である東京物理学講習所は「理学の普及」を目指して、1881年に夜間に物理学を学ぶ学校として設立されました。理学部第二部はこの伝統をそのまま引き継いでいます。

在籍している学生の皆さんは、実にバラエティに富んでいます。高校を卒業して現役で、あるいは浪人して入学してくる学生さんが多数在籍しているのはもちろんのこと、専門性を活かす仕事に就いている社会人、すでに定年を迎えてから新たな人生のテーマとして理学を勉強しにやってくる人たちなどが在籍しています。在籍中に自ら起業した学生もいます。このような若い学生と社会人学生が、様々な人間模様を繰り広げています。若い学生は社会人学生から社会人としての様々な知識を教えてもらい、また社会人学生は若い学生からエネルギーをもらいながら、それぞれが勉学に励んでおり、他では味わえない経験を積むことができます。

授業の多くは、研究の最先端で活躍している理学部第二部の専任教員が担当し、きめ細やかに指導を受けることができます。また4年次の卒業研究では、最先端の研究に触れることができます。東京理科大学大学院理学研究科に推薦で進学することも可能です。

理学部第二部における理学のリカレント教育

理学部第二部では、高校を卒業して入学してきた学生さんの間に入って、理学の知識が必要となった社会人の皆さんが本格的な理学のリカレント教育を受けるために勉強しています。卒業後には身に着けた理学の知識を使って、新たな人生に踏み出しています。

このような社会人学生の多くは、社会人特別選抜(1年次入学)や社会人特別選抜編入学などで入学します。忙しい社会人のためには、長期履修制度が設けられています。1年次に入学した社会人学生のための制度で、これを利用すれば4年間分の学費で5年間あるいは6年間在籍することができます。

学部長写真
理学部第二部 学部長 長嶋 泰之
プロフィール
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