学長挨拶 ABOUT TUS

MESSAGE 学長挨拶

東京理科大学の更なる発展に向けて

東京理科大学は、明治14(1881)年、当時唯一の大学であった東京大学の物理学科を卒業した青年理学士ら21人によって東京物理学講習所として創立、2年後には東京物理学校と改称、そして昭和24(1949)年の学制改革により東京理科大学となり、今日では7学部32学科を有する理工系総合大学に発展してきました。

建学の精神は、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」です。現在では、英語で”Building a Better Future with Science”と表現することもあります。創設者21名は、それぞれの藩または国から手厚い支援を受け、エリート教育を受けていることに並々ならぬ恩義を感じていました。国家の近代化を進めるためには理学(いまで考えると科学技術)は必要な学問であると固く信じ、自らの報恩の証を「理学の普及」という形で残すため行動を起こしたのです。

その気概は現在も脈々と受け継がれており、「科学技術をもってより良い未来を拓く」ため、宇宙、水の科学、マテリアル、データサイエンス、エネルギーなどのさまざまな最先端の研究を推進するとともに、その意志と能力を備えた人材の育成を行っています。本学を象徴する言葉のひとつに「実力主義」がありますが、これは「未来を切り拓き社会貢献できる人材を送り出す」との使命感に由来しています。

世界は今、コロナ禍という未曾有の危機に直面しています。本学でも、学生、教職員の安全と健康を最優先にさまざまな対策を講じるとともに、教育効果を高めるために講義のDXやハイフレックス化を進めています。困難な時代ですが、今後も伝統ある「実力主義」の学風を継承し、学び得たものを駆使して自らの未来と世界の未来を切り拓いていける人材の育成を推進するとともに、各研究分野における国際競争力を更に高め、「世界の理科大」となるべく教職員一丸となって様々な諸施策に取り組んで参ります。

人物写真
東京理科大学
学長事務取扱
岡村 総一郎
プロフィール