ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2021.05.19
コロナ禍における通所介護の利用控え、訪問介護ではなく女性による家庭内介護が代替に
~家庭内介護と就労の両立を可能にする施策が急務~研究の要旨とポイント 本研究では、地域レベルの集計データを用いて、日本におけるCOVID-19の第一波感染拡大が、在宅介護と労働に与えた影響を解析しました。 その結果、通所介護だけではなく、政府が代替を推奨している訪問介護でも利用控えが起き…
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2021.05.18
細胞内抗体プローブを用いて
遺伝子の転写が活性化している細胞を生体内で特定することに成功東京大学山形大学東京工業大学科学技術振興機構東京理科大学 発表者 発表のポイント 発表概要 発表内容 発表雑誌 問い合わせ先 研究室 東京理科大学について 1. 発表者: 澁田 未央(山形大学学術研究院(理学部担当) 助教/研究当時:東京大…
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2021.05.17
本学教員のインタビュー記事が『週刊東洋経済』に掲載
本学経営学研究科 技術経営専攻 若林秀樹教授のインタビュー記事が、『週刊東洋経済』に掲載されました。 若林教授は、東芝の今回の車谷CEO辞任や新たな問題に対して、株主と経営側の関係性や、経営戦略について、長年、電機業界を分析してきた経験を踏…
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2021.05.17
オキシトシンの分泌を制御するタンパク質を発見!
~自閉症の早期分子診断法や治療法開発に光~研究の要旨とポイント 自閉症は社会的相互作用やコミュニケーションの欠損などを特徴とする発達障害の一種であり、高い有病率を示します。その発症メカニズムはまだ解明されていませんが、一部の自閉症患者では、神経ペプチドや生体アミンの分泌を促進するC…
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2021.04.12
微小環境の変化に応答して薬物放出するハイドロゲルの簡便な調製方法の開発に成功
~より効果的に標的部位に薬剤を送達できるがん治療技術への応用に期待~研究の要旨とポイント ●ハイドロゲルは水を多く含み、様々な刺激に対して応答する機能を持つように設計できることから、がん治療におけるドラッグデリバリーシステムのキャリアとして有望視されています。 ●本研究では、温度、pH、還元環境に応答するハ…
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2021.03.24
近赤外線ハイパースペクトルイメージングでマウス肝臓中の脂質濃度可視化に成功
~肝臓中の脂肪酸を鑑別する非侵襲・非標識方法の開発への第一歩~東京理科大学大阪市立大学 研究の要旨とポイント ●肝臓内の脂質分布と肝疾患の間には密接な関係があることから、肝臓における脂質分布を非侵襲・非標識で定量的に計測できる手法の開発が求められています。 ●本研究では、機械学習を組み入れた近赤外線ハ…
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2021.03.17
関節リウマチ治療に対する新たな治療標的分子の候補を発見
〜TARM1を介した免疫機能制御を応用した新薬開発に期待〜研究の要旨とポイント ●関節リウマチは関節の変形や骨破壊を特徴とする自己免疫疾患で、本邦の患者数は約70万人と推計されていますが、既存薬に対して効果を示さない症例も多く、さらなる新薬開発が望まれています。 ●本研究では、免疫グロブリンファミ…
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2021.03.16
DNA修復に関与するニワトリFANCM-MHF複合体の結晶構造解析に成功
~いまだ謎の多いFANCM-MHF複合体の性質解明に期待~研究の要旨とポイント ●ニワトリFANCM-MHF複合体の結晶を作製し、その構造解析に成功しました。 ●FANCM-MHF複合体の安定性に、酸化と疎水性相互作用が影響を与える可能性を見出しました。この知見によりFANCM-MHF複合体の安定…
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2021.02.22
脳梗塞急性期における炎症増悪に血管内腔の糖衣損傷が関与することを解明
~ 糖衣保護を目的とした新規の脳梗塞治療薬の開発に期待~研究の要旨とポイント ●脳梗塞急性期における脳血管内腔の糖衣損傷が、脳梗塞の炎症増悪に関与することを解明しました。 ●梗塞巣ではヘパラナーゼ (HPSE)およびヒアルロニダーゼ1 (HYAL1)の活性が増加すること、および不活性型のHPSE…
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2021.02.02
近赤外光を利用したハイパースペクトル画像から粘膜下腫瘍(GIST)を識別
~GISTの早期発見、切除部位の最小化につながる画像識別手法の開発に成功~東京理科大学国立研究開発法人国立がん研究センター理化学研究所 研究の要旨とポイント ●消化管間質腫瘍(GIST)は粘膜の下に生じるため、しばしば診断が難しく、簡便にGISTを識別できる手法の開発が待たれています。 ●本研究では、近赤外光を利…
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2021.01.26
ポルフィリンの官能基の修飾位置によって、がん細胞集積性が変化することを発見
-ポルフィリンを用いたドラッグデザインへの利用に期待-研究の要旨とポイント ●官能基の修飾位置および大きさによって、ポルフィリン誘導体のがん細胞への集積性が大きく変化することを発見しました。 ●官能基の修飾により、ポルフィリン誘導体の膜透過メカニズムに関与する因子に影響を与え、それによりがん細…
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2021.01.15
第7回 日本医科大学・東京理科大学合同シンポジウムを開催 (12/5 開催報告)
12月5日(土)「第7回日本医科大学・東京理科大学合同シンポジウム」がオンライン開催され、両機関から75名の参加がありました。 このシンポジウムは、本学と日本医科大学との連携協力に関する協定に基づき、研究における両校の実質的な連携を目指し、…
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2020.12.16
間葉系幹細胞が腫瘍組織に集積する性質を利用した、新規がん標的治療法を開発
〜細胞移植によるドラッグデリバリーシステムの開発〜研究の要旨とポイント ●間葉系幹細胞が腫瘍組織に集積する性質を利用して、抗がん剤を封入したナノ粒子を間葉系幹細胞の表面に修飾することにより、抗がん剤を効率的に腫瘍組織へ送達する方法を開発しました。 ●アビジン−ビオチン複合体法(…
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2020.11.05
高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術を開発
~ディスプレイや太陽電池パネルなど、様々な分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイの視認性向上のため、高い反射防止性能を持つ構造としてモスアイ構造が注目されていますが、大面積化が難しいという問題がありました。 ●本研究では、スパッタ成膜法でGC薄膜を…
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2020.09.28
ブルーベリーに含まれるプテロスチルベンの免疫調節機能とその作用機序を解明
~炎症性腸疾患の効果的な予防法や治療法につながる期待~研究の要旨とポイント ●難病として指定されている潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、免疫のバランスが崩れて過剰に働くことが原因の一つと考えられており、効果的な予防法や治療法の開発が望まれています。 ●今回、天然化合物「プテロスチルベン」が免疫…