ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2020.10.28
水溶液中で六価クロムを毒性の低い三価に還元する銅錯体の合成に成功
~低コストで簡便な廃液処理方法への応用に期待~研究の要旨とポイント ●クロム化合物を廃棄する際には六価クロムから三価クロムへの還元が必要となりますが、現行の処理方法にはコストや二次廃棄物などの問題があり、低価格で簡単に入手可能な材料を用いて六価クロムを除去する方法が求められています。 …
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2020.10.16
熱電性能の起源となる構造と電子状態の変化を解明
~環境にやさしい効率的な熱電材料開発の基礎となるメカニズム~東京理科大学高輝度光科学研究センター島根大学 研究の要旨とポイント ●アンチモン(Sb)を添加したケイ化マグネシウム(Mg2Si)は熱電材料として高い性能を示すことから、次世代の熱電交換材料として注目されています。 ●本研究では、大型放射光…
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2020.10.16
東京理科大学「EVシンポジウム」を開催(11/9)
東京理科大学EVシンポジウムを下記のとおり開催いたします。 本シンポジウムの目的は、EVに関連した国の政策や大学・企業の研究開発動向を紹介するとともに、未来の自動車の在り方を議論する場を提供することです。EVの研究開発に多くの分野の方々に参…
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2020.10.14
本学教員らの研究成果を日刊工業新聞が紹介
本学理学部第一部 応用物理学科 樋口透准教授らが発見した、強誘電性や強磁性など複数の性質を持つビスマスフェライトにマンガンを微量添加すると、高い電圧が発生する研究成果について日刊工業新聞が紹介しました。 樋口透准教授らは、マンガンを添加した…
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2020.09.25
天然食用色素による安全で安価な細胞の生死判定法を開発
~ミドリムシからヒトがん細胞まで適用が可能、幅広い分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●細胞の生死判定に一般的に用いられる合成色素は有毒であり、生きた細胞も殺してしまうため、試験後の培地は使用できないという問題がありました。 ●本研究では、食用色素を用いた低コストで非侵襲的な細胞の生死判定法の開発に成功…
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2020.09.21
260μmの素子に光を照射するだけで852Vの電圧発生
~発生電圧向上メカニズムを解明~研究成果のポイント ●ビスマスフェライトにMnを微量添加することで発生電圧が飛躍的に向上 ●-193℃において852V、室温において280Vの電圧発生を確認 ●ビスマスフェライトにMnを添加することで、酸素空孔に起因する準位が減少し、フェル…
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2020.08.26
本学教員の生産ラインの省電力化に係る研究成果を日刊工業新聞が紹介
理工学部 経営工学科 日比野浩典准教授の「IoT活用で効率的に生産ラインの待機電力を削減する研究成果」について、日刊工業新聞の社説に掲載されました。 日比野准教授は、IoT(モノのインターネット)を活用し、アイドリングストップ機能付きの生産…
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2020.08.04
本学教員らが共同開発する配管余寿命診断技術を日刊工業新聞等が紹介
中国電力株式会社が、本学 工学部 機械工学科の荒井正行教授らと共同開発する「石炭火力発電所における負荷変動に対応した配管余寿命診断技術」について、日刊工業新聞等が紹介しました。 本記事では、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、火力発電所で行…
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2020.07.09
本学教授の陸から海へのプラスチックごみ排出量マップに関する研究成果を朝日新聞・日刊工業新聞が紹介
本学理工学部 土木工学科の二瓶泰雄教授らの研究グループが行った、陸から海へ流出するプラスチックごみ排出量に関する解説と研究成果を、朝日新聞、日刊工業新聞が紹介しました。 二瓶教授らは、国内河川の「マイクロプラスチック」濃度を調べ、日本国土の…
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2020.07.06
藤嶋昭栄誉教授の研究成果が日本政府国際広報誌 「We Are Tomodachi」に掲載
日本政府国際広報誌「We Are Tomodachi」で、本学の藤嶋 昭 栄誉教授の光触媒発見に係る研究成果が紹介されました。 詳細は日本政府公式英文ウェブサイト「JapanGov」をご覧ください。 ■JapanGov https://ww…
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2020.06.29
赤外自由電子レーザー照射によりセルロースがグルコースに効率的に分解することを発見
~グリーンプロセスとしてバイオエタノール生産などへの活用に期待~研究の要旨とポイント ●セルロースに赤外自由電子レーザーを2段階の異なる波長で照射することで、効率的にグルコースへの分解が起きることを発見しました。 ●セルロースは食料としての利用とは競合しない植物資源から豊富に得られるため、バイオエタノー…
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2020.06.03
水溶液中のプラズマ照射によって多面体構造を持つ光触媒の性能が向上 ~効率的な水素エネルギー生成法の開発に期待~
研究の要旨とポイント ●水素は化石燃料に代わるクリーンエネルギーとして注目を集めており、水素を製造する方法として光触媒を用いた水の分解が有望視されています。 ●研究グループは、BiVO4(バナジン酸ビスマス)に、水溶液中でプラズマを発生させ…
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2020.05.07
本学教員の研究成果を日刊工業新聞が紹介
理工学部 経営工学科 日比野浩典准教授のトヨタ紡織株式会社との共同研究成果について、日刊工業新聞の社説に掲載されました。 複数の射出成形ラインの省エネルギー化を支援する技術を開発し、システム全体でピーク時の消費電力を抑える最適な生産計画を立…
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2020.04.30
本学教員らの研究成果を日経産業新聞・日刊工業新聞が紹介
本学 理学部第一部応用物理学科の樋口 透准教授らの研究グループが開発した、低温で作動する燃料電池用の新たな電解質膜について、日経産業新聞・日刊工業新聞が紹介しました。 近年、クリーンで高効率な固体酸化物燃料電池(SOFC)に使われる、電解質…
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2020.04.03
低い温度で作動する固体酸化物燃料電池のための極薄電解質膜の開発
~100°C以下での物理吸着した水による表面プロトン伝導性~東京理科大学高エネルギー加速器研究機構東北大学多元物質科学研究所 研究の要旨とポイント ●面方位[111]に優先的に成長させたSm-doped CeO2-δ薄膜において、100°C以下の低温域で、物理吸着した水による表面…