ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2020.12.14
超高容量を示すナトリウムイオン電池用炭素負極材料の開発に成功
~リチウムイオンを超える高エネルギーなナトリウムイオン電池の実現へ~東京理科大学岡山大学 研究の要旨とポイント ●これまで、ナトリウムイオン電池の炭素負極材料の容量は300-350mAh/gがほとんどで、ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池よりも低エネルギー密度だと認識されてきました。 ●本研究では47…
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2020.12.11
X線回折パターンからの対称性予測における知識発見
-熟練者の勘・コツの定式化に成功-大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構国立大学法人 総合研究大学院大学大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所東京理科大学国立研究開発法人 科学技術振興機構 本研究成果のポイント ○機械学習により粉末X線回折パ…
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2020.12.08
染毛に使用したヘアカラーリング製品を毛髪1本から「その場」で識別する手法を開発
~犯罪現場に残された毛髪からの迅速な捜査情報の取得につながると期待~研究の要旨とポイント ●犯罪現場から取得される毛髪は重要な捜査資料となり得ますが、現場に残された毛髪から個人を特定するには、さまざまな要因から課題が残されています。 ●表面増強ラマン散乱法、蛍光X線分析を組み合わせ、それぞれのポータブル装置…
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2020.12.07
SiC系複合材料のコーティング候補材料
Ybケイ化物の大気中および水蒸気中における酸化挙動を解明
~航空機エンジン部材への応用に期待~研究の要旨とポイント ●炭化ケイ素(SiC)系複合材料(SiC繊維強化SiC複合材料(SiC/SiC))は航空機エンジン部材の耐熱材料として期待されていますが、燃焼雰囲気から保護するためにはYb系複合酸化物のコーティングが不可欠です。 ●本…
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2020.12.03
本学教員の記事を『日経産業新聞』他が紹介
本学理工学部 電気電子情報工学科 木村 真一教授が「日経産業新聞」「日経サイエンス10月号」コラム『フロントランナー 挑む』に掲載されました。 木村教授は、小惑星探査機「はやぶさ2号」搭載カメラをはじめとする多数の宇宙カメラの開発や、宇宙で…
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2020.11.24
本学教員らの研究成果「ナトリウムイオン電池」が日本経済新聞で紹介
本学理学部第一部 応用化学科 駒場 慎一教授らが開発した「ナトリウムイオン電池」が、日本経済新聞で紹介されました。 本記事「再生エネ普及へ 蓄電池コスト減 安価な材料活用」の中で、リチウムイオン電池の蓄エネルギー密度を超える「ナトリウムイオ…
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2020.11.24
本学教員らの「高い反射防止性能を持つモスアイフィルム」の研究成果を日刊工業新聞他が紹介
本学 基礎工学部 電子応用工学科の谷口淳教授らが開発した「高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術」を、日刊工業新聞他が紹介しました モスアイ構造とは、 光が反射しにくいモスアイ(ガの目)を真似た構造のことで、微細な…
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2020.11.17
本学教員らの研究成果を日刊工業新聞が紹介
本学工学部 情報工学科 谷口行信教授らが研究している、乳牛の背中の白黒斑紋から個体識別する人工知能(AI)技術について日刊工業新聞が紹介しました。 谷口行信教授らは、牛舎にカメラを設置すれば、牛にセンサーを付けなくても1頭1頭を識別し、行動…
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2020.11.09
ナノインプリント用モールドの寿命測定方法を開発
~ナノインプリント技術開発の加速に貢献~研究の要旨とポイント ●微小な構造を大量生産できるナノインプリント転写技術は様々な分野で活用が広がっていますが、ナノインプリントの繰り返し転写回数が多くなると離型性が悪くなり、樹脂が付着して鋳型となるマスターモールドが劣化するという問題があ…
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2020.11.05
高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術を開発
~ディスプレイや太陽電池パネルなど、様々な分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイの視認性向上のため、高い反射防止性能を持つ構造としてモスアイ構造が注目されていますが、大面積化が難しいという問題がありました。 ●本研究では、スパッタ成膜法でGC薄膜を…
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2020.10.28
水溶液中で六価クロムを毒性の低い三価に還元する銅錯体の合成に成功
~低コストで簡便な廃液処理方法への応用に期待~研究の要旨とポイント ●クロム化合物を廃棄する際には六価クロムから三価クロムへの還元が必要となりますが、現行の処理方法にはコストや二次廃棄物などの問題があり、低価格で簡単に入手可能な材料を用いて六価クロムを除去する方法が求められています。 …
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2020.10.13
本学教員らの研究成果を日経産業新聞が紹介
本学理工学部 情報科学科 入山聖史准教授らが開発した、1つのIDとパスワードで複数サイトにログインできるアルゴリズム「シングルサインオン(SSO)」の安全性向上に係る研究成果について、日経産業新聞が紹介しました。 ウェブ上では通常、利用者が…
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2020.09.30
複雑ネットワークと同期の基礎理論を用いた翼列フラッタの予兆検知
〜航空工学分野における新領域の開拓に大きく寄与〜研究の要旨とポイント ●航空エンジンタービンで生じる翼列フラッタは、エンジンの破損につながる危険性があることから、航空エンジン開発において重要な問題です。 ●本研究では、複雑ネットワークと同期の基礎理論を組み合わせた独自の方法論を用いて、翼…
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2020.09.07
プロトン伝導に応答して発光色をマルチカラーに変化する透明高分子膜の開発に成功!
-イオン移動を利用した生体のようなメカニズムで機能を発揮-研究の要旨とポイント ●紫外光照射下、プロトン伝導によるプロトン濃度(=pH)の変化に応答して緑色?黄色?赤色に発光色を変化させるプロトン伝導性透明高分子膜の開発に成功しました。 ●透明高分子発光材料は、サイズや形状の自由度の高い省エネ材料…
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2020.08.25
市販の炭酸水を用いたアルギン酸ゲルの簡便な調製方法を確立
~創傷治療への応用に期待~研究の要旨とポイント ●アルギン酸ゲルは、生体適合性の高さから、創傷治療をはじめとする臨床応用に期待が寄せられている材料です。 ●時間の経過に応じてpHが変化するという炭酸水の性質を利用し、従来よりも簡便な方法で、創傷治療に適した物理化学的…