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本学教員らの「高い反射防止性能を持つモスアイフィルム」の研究成果を日刊工業新聞他が紹介
本学 基礎工学部 電子応用工学科の谷口淳教授らが開発した「高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術」を、日刊工業新聞他が紹介しました
モスアイ構造とは、 光が反射しにくいモスアイ(ガの目)を真似た構造のことで、微細な凹凸構造で連続的に光の屈折率が変化することで反射を抑制できるものです。
スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイの視認性向上に、高い反射防止性能を持つ構造としてモスアイ構造が注目されていますが、大面積化が難しいという問題がありました。
谷口淳教授らは、スパッタ成膜法でGC薄膜をガラス基板上に堆積させ、この基板に照射面積の広い酸素プラズマを照射することでモスアイ構造を作製する方法を確立しました。
今回開発した方法はモスアイフィルム大面積化を可能にする基礎技術であり、今後ディスプレイ、デジタルサイネージ、太陽電池パネルなどへの応用が期待されます。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■掲載紙
『日刊工業新聞』2020年11月24日
電子版 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00579236(電子版購読には会員登録が必要です)
『化学工業日報』2020年11月11日
■谷口教授のページ
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?2420
■本学 プレスリリース(2020年11月5日)
高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術を開発
~ディスプレイや太陽電池パネルなど、様々な分野への応用に期待~
https://www.tus.ac.jp/today/archive/20201104_1457.html