ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2022.02.09
ネオエキヌリンBおよび16種の誘導体の新規合成法の確立に成功
~C型肝炎ウイルスや新型コロナウイルスの抗ウイルス薬の開発に寄与~ネオエキヌリンBおよび16種の誘導体の新規合成法の確立に成功東京理科大学 国立感染症研究所 麻布大学 お茶の水女子大学 研究の要旨とポイント ネオエキヌリンBはC型肝炎ウイルスやポリオウイルスに対して抗ウイルス活性を示す天然物として知られていますが、合成例が非常に少なく、高効率な新規合成法の確立が課…
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2022.02.08
東北大学・東京工業大学・総合研究大学院大学・東京理科大学とWiley、日本発の研究成果のオープンアクセス化の促進に関する覚書に署名
国立大学法人 東北大学 国立大学法人 東京工業大学 国立大学法人 総合研究大学院大学 学校法人 東京理科大学 Wiley 国立大学法人東北大学、国立大学法人東京工業大学、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)、学校法人東京理科大学の4大学…
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2022.02.01
「準ホモエピタキシャル成長」による有機半導体の開発に成功
~有機太陽電池など高結晶性を有する有機半導体デバイス開発に寄与~「準ホモエピタキシャル成長」による有機半導体の開発に成功研究の要旨とポイント 有機半導体の単結晶基板上に、基盤とは異なる物質でありながら、結晶表面に沿った面の構造が類似した誘導体を「準ホモエピタキシャル成長」させることにより、二層間の結晶格子のずれが非常に小さい薄膜を作成することに成功しました。…
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2022.02.01
IoTモニタリングシステムによる建物の遠隔安全診断に成功
~首都圏・震度5強地震に対する建物の安全の遠隔診断に成功しました~首都圏・震度5強地震に対する建物の安全の遠隔診断に成功研究の要旨 東京理科大学工学部建築学科伊藤拓海教授、森健士郎助教、大学院生・崎山夏彦は、株式会社呉建築事務所、ミサワホーム株式会社、株式会社タカミヤとの制振ダンパー*1・Wutec SFの共同研究において、建物の地震時モニタリ…
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2022.01.20
がん免疫療法薬剤の新たな評価系となるモデルマウスの作製に成功
~腫瘍特異的T細胞応答への影響の正確な評価が可能に~がん免疫療法薬剤の新たな評価系となるモデルマウスの作製に成功研究の要旨とポイント 免疫チェックポイント阻害剤による抗腫瘍免疫応答の活性化を定量的に評価する手法として、腫瘍反応性T細胞の応答を網羅的に解析できるT細胞受容体(TCR)レパトア解析が注目されていますが、治療前後でのTCRレパトアの変化と治…
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2022.01.18
木の温もりを感じるプレハブ・システム建築の新工法とデザインを開発しました
~高い耐震安全性を備え、デザイン性と生産性に優れた建築構造システムの提案~木の温もりを感じるプレハブ・システム建築の新工法とデザインを開発研究の要旨 東京理科大学工学部建築学科伊藤拓海教授、森健士郎助教、大学院生・片岡春香は、㈱内藤ハウス(本社:山梨県韮崎市、代表取締役社長:内藤 篤)と共同し、プレハブ・システム建築に対して、新たな付加価値(デザイン性、設計自由度)をもたらし…
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2022.01.13
蛍光タンパク質の蛍光強度を維持したまま組織・器官を透明化できる 動植物共通の透明化法開発に成功
~農作物の品種改良や脳の診断法開発に貢献~ 動植物共通の透明化法開発に成功東京大学大阪大学神戸大学横浜市立大学東京理科大学 発表者 発表のポイント 発表概要 発表内容 発表雑誌 研究室 東京理科大学について 1. 発表者: 坂本 勇貴 (大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 助教) 酒井 友希 (神戸大学大学院理…
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2022.01.13
脳動脈瘤の発生要因を世界で初めて発生前のデータから流体力学的に解析
~血流による血管壁への引張力とエネルギー損失が影響~脳動脈瘤の発生要因を発生前のデータから流体力学的に解析東京慈恵会医科大学 東京理科大学 概要 お問合せ先 背景 手法 成果 今後の応用、展開 脚注、用語説明 研究室 東京理科大学について 東京慈恵会医科大学 脳神経外科 村山雄一 教授と東京理科大学 工学部 機械工学科 藤村宗一郎 日本学術振興…
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2021.12.17
住宅用火災警報器の作動点検していますか?
~住警器の設置・点検の実態と住宅火災被害の低減効果~住宅用火災警報器の作動点検していますか?研究の要旨 東京理科大学大学院 理工学研究科 国際火災科学専攻の水野雅之准教授らの研究グループは、築10年以上40年未満で住宅用火災警報器(以下、住警器)が1つでも設置されている住まいに居住する家庭を対象に、主に次に示す項目についてWEBア…
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2021.12.13
アレルギー性疾患に重要なケモカインTARC/CCL17発現制御機構の解明
~免疫反応を応用した新たな治療法の開発に寄与~アレルギー性疾患に重要なケモカインTARC/CCL17発現制御機構解明研究の要旨とポイント ケモカインの1種であるTARC/CCL17はアレルギー性疾患との関わりが深く、生体内において重要な役割を担っていますが、その発現制御機構については未解明のままでした。 今回、樹状細胞がTARCを発現する仕組みとして、2…
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2021.12.08
膵液瘻を予防する新しいハイドロゲル製剤の開発に成功
~既存のポリマーで簡便に作れて薬物投与キャリアにもなる新材料~膵液瘻を予防する新しいハイドロゲル製剤の開発に成功研究の要旨とポイント 膵液瘻は、膵臓手術後に高頻度で発生する合併症ですが、これまで有効な予防法はありませんでした。 今回、腹腔内に留置するハイドロゲル製剤を、これまでに既存のポリマーから合成する簡便な手法の開発に成功しました。このゲルを用い…
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2021.12.03
ナトリウムイオン電池の負極材料開発に光
-ハードカーボン中のナトリウムイオン拡散を観測-ハードカーボン中のナトリウムイオン拡散を観測一般財団法人総合科学研究機構 東京理科大学 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター 発表のポイント 従来手法では不明だったナトリウムイオンの拡散運動をミュオン素粒子で検出 新たなナトリウムイオン電池材料の実現へ…
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2021.11.26
中枢神経系疾患薬の経鼻投与実現への道を拓く
「鼻から脳へ」~画期的な神経ペプチドのNose-to-Brainシステムの開発~画期的な神経ペプチドのNose-to-Brainシステムの開発研究の要旨とポイント 中枢神経に作用するペプチドは中枢神経系疾患の治療薬として期待されるものの、薬効薬理試験で用いる側脳室内投与は患者への侵襲性が高いことから、非侵襲的な経鼻投与に着目しました。 神経ペプチドに機能性配列を付加したペプチド誘…
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2021.11.25
シアル酸除去による関節リウマチや多発性硬化症等の治療
~骨代謝系と免疫システムを抑制する新たな制御機構の解明~学校法人 東北医科薬科大学 東京理科大学 研究のポイント 今回、私たちはアシアロ二本鎖N型糖鎖注1がヒトおよびマウスDCIR注2のスイッチ物質(機能的リガンド)であることを初めて発見しました。 DCIRとアシアロ二本鎖N型糖鎖の相互作用は、…
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2021.11.24
キラルなスルホキシドの新規合成法を開発
~薬効の高い光学活性医薬品や機能材料製造に新たな光~キラルなスルホキシドの新規合成法を開発研究の要旨とポイント キラルなスルホキシドは、重要な生理活性化合物であり、化学反応の中間体でもありますが、高価な不斉触媒を用いても基質によっては高い不斉収率が得られないなどの問題点があり、より効率的な合成手法の開発が期待されています。 今回…