ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2026.02.27
次世代「ナトリウムイオン電池」の充電メカニズムを世界で初めて直接観測!
— 中性子散乱を用いたマルチスケール観測で、ハードカーボンの謎を特定 —総合科学研究機構 東北大学 東京理科大学 横浜国立大学 東京科学大学 J-PARCセンター 日本原子力研究開発機構 京都大学 発表のポイント 次世代電池の主役:希少金属であるリチウムに代わる安価で豊富な「ナトリウム」を用いた電池の性能向上が…
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2026.02.25
スクリーン印刷に適合した酵素インクを開発
~酵素電極を一括形成し、高い再現性と量産性を実現~東京理科大学 研究の要旨とポイント 酵素、炭素材料、メディエーター、増粘剤、結着剤を一体化した「水系酵素インク」を開発し、スクリーン印刷により酵素電極をワンステップで作製できる技術を確立しました。 開発したバイオ燃料電池は開回路電圧0.63…
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2026.02.12
次世代二次電池のブレークスルーに向けた界面層の再定義に関する総説論文を発表
~界面層理解における見過ごされてきた核心と、設計の巧拙が電池特性に与える重大な影響~研究の要旨とポイント リチウム・ナトリウム・カリウムイオン電池の界面層を系統的に比較し、各イオン固有の性質が異なる形成・劣化メカニズムを生み出すことを明らかにすることで、次世代二次電池の界面層設計においてリチウムイオン電池で確立された知見の…
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2026.02.05
植物細胞の成長先端を追尾する「KymoTip」ツールを開発
~座標標準化による画像ブレ補正を基盤とした細胞内シグナルの精密な定量化に成功~秋田県立大学 東北大学 東京理科大学 概要 植物細胞の中には、細胞の先端部分だけが伸びていく先端成長*1という様式を持つ細胞があります。例えば、土の中で水分や養分を吸収し体を支える根毛や仮根、次世代の命の始まりである受精卵、受精の際に伸びる…
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2026.02.03
新しい横型熱電変換材料MoSi2を発見
~磁場不要で高い熱電変換効率を実現、熱流センサーへの応用に期待~東京理科大学 埼玉大学 研究の要旨とポイント 二ケイ化モリブデン(MoSi2)が磁場を必要としない、新規の横型熱電変換材料であることを発見しました。 室温で8 μV/Kという、高い横型熱電能を達成し、特に低温領域では他の材料を上回る性質を実…
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2026.01.30
ネットワーク科学の視点から、燃焼振動の挙動解明と抑制
東京理科大学京都大学 研究の要旨とポイント 燃焼振動は燃焼器内で生じる熱音響自励現象であり、燃焼器の破損を引き起こすことがある。 噴霧燃焼振動で形成される大スケールの組織渦構造とネットワーク特性の関係を明らかにした。 乱流ネットワークのコネ…
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2026.01.30
有機溶媒を使用しない、環境に優しい新規薬物担持法を開発
~多孔質材料に難水溶性薬物を吸着させて溶解性向上~研究の要旨とポイント 密封加熱法(SH法)により、イブプロフェン(IBU)をメソポーラスシリカ(MPS)に担持することで、IBUの非晶質化および溶解度の向上に成功しました。 MPSの細孔径が大きいほどIBUの非晶質化が促進され、溶出速度が向…
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2026.01.09
中温域で10-2 S/cmを大きく超える酸化物超イオン伝導体a軸配向SDC電解質膜を開発
~中温作動型固体酸化物燃料電池への応用に一歩前進~東京理科大学 東北大学 研究の要旨とポイント (100)配向イットリア安定化ジルコニア(YSZ)基板上に成膜したa軸配向Sm3+ドープCeO2(SDC)薄膜が、200 ~ 550℃の中温域で動作し、極めて高い酸化物イオン伝導率(σ >…
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2025.12.18
希薄電極法により、ナトリウムイオン電池の電極反応速度を定量化
~ナトリウムはリチウムより速く、低温でも高性能を実現~研究の要旨とポイント 希薄化したハードカーボン電極の電気化学測定により、ナトリウムの挿入反応速度はリチウムより速く、黒鉛電極に対するリチウムの挿入反応と同等の性能を持つことを実証しました。 ナトリウム挿入の活性化エネルギー(約55 kJ/m…
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2025.11.20
駒場 慎一教授がClarivate AnalyticsのHighly Cited Researchersに選出
11月12日(水)、Clarivate(クラリベイト)がHighly Cited Researchers(高被引用論文著者)2025年版で、影響力のある科学研究者およびその機関を発表し、理学部第一部 応用化学科 駒場 慎一教授が選出されまし…
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2025.11.10
AIの力で複雑なスペクトルの自動解析が可能に!
~X線データから材料の構造・欠陥・電子状態を高精度で判別~東京理科大学 東京大学 東京科学大学 筑波大学 科学技術振興機構(JST) 研究の要旨とポイント X線吸収スペクトルは、多様な構造や欠陥の影響で複雑に変化するため、従来の解析では高度な専門知識と多くの作業が必要とされてきました。 教師なし機…
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2025.10.14
カルシウム置換によりナトリウムイオン電池の大気安定性が向上
~実用化に向けた高性能正極材料開発の新戦略~研究の要旨とポイント P2型Na2/3[Fe1/2Mn1/2]O2 (NFM)は、ナトリウムイオン電池の正極材料として高い性能を有していますが、大気中ではその表面不安定性により劣化してしまうことが実用化の課題となっていました。 ナトリウムイ…
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2025.09.22
ナノ単結晶細孔に閉じ込められた水の階層性と新しい水の相の性質
~固体2H NMRの測定でみえること~東京理科大学 研究の要旨とポイント 静的な固体2H NMRを用いて、ナノ単結晶細孔に閉じ込められた水の階層性を初めてみることに成功しました。 緩和時間T1の測定から、ナノ結晶細孔に閉じ込められた水の特殊な「前融解状態 (premelting…
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2025.09.17
スカンジウム置換によりナトリウムイオン電池の耐水性とサイクル寿命が向上
~ヤーン・テラー歪みとの相乗効果により構造安定化~東京理科大学 研究の要旨とポイント ナトリウムイオン電池の正極材料P’2型Na0.67MnO2において、マンガンイオンの一部をスカンジウムイオンで置換することにより、耐水性とサイクル寿命が向上することを明らかにしました。 P’2型Na0.6…
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2025.09.05
磁気バルクハウゼンノイズによる磁壁緩和ダイナミクスの直接観測
~次世代の低損失磁性材料の設計指針となる有用な知見~研究の要旨とポイント 広帯域かつ高感度な磁気バルクハウゼンノイズ(MBN, *1)測定システムを独自開発し、金属材料中の個々の磁壁(*2)の緩和挙動を、単一パルスレベルで直接観察することに成功しました。 MBNパルスの減衰過程に着目した統計…
