ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2024.10.09
コポリマーミセルの構造と疎水性染料可溶化の相関性を解明
~インクや薬の分散性、安定性の向上につながる重要な知見~研究の要旨とポイント ポリマーミセルの詳細な構造解析を行い、ブロックコポリマーミセル(*1)ではコアシェル構造、ランダムコポリマーミセル(*2)ではランダムコイル構造(*3)が形成されていることを明…
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2024.10.08
TUS FORUM 2024 「薬学研究の未来を拓く~TUSの次なる挑戦~」開催のご案内
2025年4月に予定している薬学部・研究科の葛飾キャンパスへの移転に先立ち、同キャンパスにおいて、薬学研究の未来をテーマにした東京理科大学 TUS FORUM 2024を開催します。 ご多用のこととは存じますが、ぜひ取材いただきたくご案内申…
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2024.10.07
光触媒の水素生成面を選んで極微細な助触媒を担持する技術を開発
─ 水に太陽光を当てるだけの水素製造技術の実用化に期待 ─国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 粒径1nm程度の極微細なロジウム(Rh)・クロム(Cr)複合酸化物(Rh2‒xCrxO3)助触媒を水分解光触媒のチタン酸ストロンチウム(STO)表面で水素ガス(H2)生成する結晶面だけに選…
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2024.10.01
DACCUSの炭酸カルシウムコンクリート 実用化に目途!
――NEDOムーンショットプロジェクト――東京大学、北海道大学、東京理科大学、工学院大学、宇都宮大学 太平洋セメント、清水建設、増尾リサイクル 発表のポイント 廃コンクリートによる急速なDACCUS(Direct Air CO2 Capture, Utilization and S…
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2024.09.25
-絶滅危機に瀕したニホンライチョウの保全へ-
寄生虫から身を守る鍵の一つは高山植物にあった大阪公立大学 東京理科大学 ポイント ◇ ニホンライチョウが食べる複数種の高山植物に、寄生虫を殺す効果があることが判明。 ◇ ニホンライチョウだけでなく、同じ寄生虫に感染する家畜等の抗虫対策への展開が期待。 概要 研究の背景 研究の内容 期…
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2024.09.24
東京理科大学と國學院大學久我山中学高等学校及び田園調布学園中等部・高等部の高大連携協定の締結について
本学は、2024年9月5日に國學院大學久我山中学高等学校及び田園調布学園中等部・高等部と高大連携協定を締結しました。この協定に基づく相互の教育に係る交流・連携により、中学生・高校生の科学的な興味や学びを深めるとともに、自身の進路や将来につい…
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2024.09.18
文部科学省「宇宙航空科学技術推進委託費」に採択
【東京理科大学×大分県】宇宙志向ビジネス人材を育成本学、大分県、大分県立国東高等学校は、文部科学省の「令和6年宇宙航空科学技術推進委託費 宇宙航空専門人材育成プログラム」に申請し、提案課題「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」が採択されました。 本事業では、…
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2024.09.06
東京理科大学 創設者シリーズ 第2弾 企画展「富士山観測」
~日本気象学の礎を築いた中村精男と和田雄治~内覧会開催のご案内東京理科大学(学長:石川 正俊)は、創立150 周年(2031年)に向けた本学の歴史を振り返る企画として、21人の創設者たちの功績を辿る連続企画を開催しています。 昨年開催した初代東京物理学校校長の寺尾壽没後百年を記念した企画展につづき、今…
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2024.08.28
現行の医療保険制度存続への危機感が負担増額への同意を阻む
~負担増額への支持を得るためには将来の見返りを示すだけでは不十分~研究の要旨とポイント 大多数の日本人が、老後、医療保険から得られる期待利得を過小評価していることが判明しましたが、期待利得が彼らの想像よりも高い可能性を伝えても、負担増額の支持はあまり高まりませんでした。 例外的に、日本政府の財政状況に楽観…
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2024.08.26
天然化合物 austocystin D ががん細胞に対して選択的に毒性を発揮するメカニズムを解明
~新規抗がん薬の開発に向けて~研究の要旨とポイント カビ由来の天然化合物 austocystin D が、シトクロム P450 の一種であるCYP2J2を多く発現するがん細胞に、増殖抑制を誘導することは報告されていましたが、その背後にあるメカニズムは不明でした。 今回、…
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2024.08.09
ユーチスコパロールAとビオールアセオイドCの全合成を達成
~薬学応用に向けた生理活性の解明に大きく前進~研究の要旨とポイント 2020年に単離されたユーチスコパロール類はビオールアセオイド類と共通の骨格を有しながらも、その薬理活性調査が行われていませんでした。 今回、非対称化を伴うビオールアセオイドAの改良型全合成をサブグラムスケールで達成す…
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2024.08.08
キラリティスイッチングが可能な二重螺旋構造亜鉛錯体の合成に成功
~アキラル配位子へのキラル伝達を介したキラル増幅も可能に~研究の要旨とポイント 二重螺旋構造を有する亜鉛(Zn)単核錯体を合成し、使用する溶媒の性質によって螺旋の左右の巻き方向の反転が起こることを明らかにしました。 キラル(※1)部位を有する配位子とキラル部位を持たない配位子からなるヘ…
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2024.08.06
東京理科大学 数学体験館「来館者10万人突破記念セレモニー」開催のご案内
東京理科大学(学長:石川 正俊)は、数学の楽しさや有用性を人々に伝えることを目的として、2013年10月2日、神楽坂キャンパスに「数学体験館」を開設しました。 数学体験館には100点を超える数学の模型や装置が常時設置されています。これらの模…
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2024.08.05
東京理科大学「TUS SciTech 構想」を策定
~医理工薬連携を端緒とした分野横断研究の強化により、世界と伍する研究大学へ~東京理科大学(学長:石川正俊)は、2031年に迎える創立150周年に向けて掲げた「世界の未来を拓くTUS」実現に向けた施策を進めております。 その施策の一環として、理科大ならではの独創的・分野横断的研究分野を重点的に強化することで、世界と伍…
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2024.08.01
糖質加水分解酵素群の100年を超える研究の歴史の中で初めて見つかった糖転移反応
~植物に対する病原性因子の環状糖を合成するアノマー反転型糖転移反応の発見~東京理科大学 農研機構 新潟大学 研究の要旨とポイント 植物病原菌Xanthomonas campestris pv. campestris由来の糖質加水分解酵素(GH)ホモログが、「常識」を覆すユニークな糖転移反応により病原性に必須な糖鎖…