ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2021.03.24
近赤外線ハイパースペクトルイメージングでマウス肝臓中の脂質濃度可視化に成功
~肝臓中の脂肪酸を鑑別する非侵襲・非標識方法の開発への第一歩~東京理科大学大阪市立大学 研究の要旨とポイント ●肝臓内の脂質分布と肝疾患の間には密接な関係があることから、肝臓における脂質分布を非侵襲・非標識で定量的に計測できる手法の開発が求められています。 ●本研究では、機械学習を組み入れた近赤外線ハ…
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2021.03.17
関節リウマチ治療に対する新たな治療標的分子の候補を発見
〜TARM1を介した免疫機能制御を応用した新薬開発に期待〜研究の要旨とポイント ●関節リウマチは関節の変形や骨破壊を特徴とする自己免疫疾患で、本邦の患者数は約70万人と推計されていますが、既存薬に対して効果を示さない症例も多く、さらなる新薬開発が望まれています。 ●本研究では、免疫グロブリンファミ…
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2021.03.16
DNA修復に関与するニワトリFANCM-MHF複合体の結晶構造解析に成功
~いまだ謎の多いFANCM-MHF複合体の性質解明に期待~研究の要旨とポイント ●ニワトリFANCM-MHF複合体の結晶を作製し、その構造解析に成功しました。 ●FANCM-MHF複合体の安定性に、酸化と疎水性相互作用が影響を与える可能性を見出しました。この知見によりFANCM-MHF複合体の安定…
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2021.02.22
脳梗塞急性期における炎症増悪に血管内腔の糖衣損傷が関与することを解明
~ 糖衣保護を目的とした新規の脳梗塞治療薬の開発に期待~研究の要旨とポイント ●脳梗塞急性期における脳血管内腔の糖衣損傷が、脳梗塞の炎症増悪に関与することを解明しました。 ●梗塞巣ではヘパラナーゼ (HPSE)およびヒアルロニダーゼ1 (HYAL1)の活性が増加すること、および不活性型のHPSE…
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2021.02.02
近赤外光を利用したハイパースペクトル画像から粘膜下腫瘍(GIST)を識別
~GISTの早期発見、切除部位の最小化につながる画像識別手法の開発に成功~東京理科大学国立研究開発法人国立がん研究センター理化学研究所 研究の要旨とポイント ●消化管間質腫瘍(GIST)は粘膜の下に生じるため、しばしば診断が難しく、簡便にGISTを識別できる手法の開発が待たれています。 ●本研究では、近赤外光を利…
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2021.01.26
ポルフィリンの官能基の修飾位置によって、がん細胞集積性が変化することを発見
-ポルフィリンを用いたドラッグデザインへの利用に期待-研究の要旨とポイント ●官能基の修飾位置および大きさによって、ポルフィリン誘導体のがん細胞への集積性が大きく変化することを発見しました。 ●官能基の修飾により、ポルフィリン誘導体の膜透過メカニズムに関与する因子に影響を与え、それによりがん細…
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2020.12.16
間葉系幹細胞が腫瘍組織に集積する性質を利用した、新規がん標的治療法を開発
〜細胞移植によるドラッグデリバリーシステムの開発〜研究の要旨とポイント ●間葉系幹細胞が腫瘍組織に集積する性質を利用して、抗がん剤を封入したナノ粒子を間葉系幹細胞の表面に修飾することにより、抗がん剤を効率的に腫瘍組織へ送達する方法を開発しました。 ●アビジン−ビオチン複合体法(…
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2020.11.05
高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術を開発
~ディスプレイや太陽電池パネルなど、様々な分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイの視認性向上のため、高い反射防止性能を持つ構造としてモスアイ構造が注目されていますが、大面積化が難しいという問題がありました。 ●本研究では、スパッタ成膜法でGC薄膜を…
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2020.09.28
ブルーベリーに含まれるプテロスチルベンの免疫調節機能とその作用機序を解明
~炎症性腸疾患の効果的な予防法や治療法につながる期待~研究の要旨とポイント ●難病として指定されている潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、免疫のバランスが崩れて過剰に働くことが原因の一つと考えられており、効果的な予防法や治療法の開発が望まれています。 ●今回、天然化合物「プテロスチルベン」が免疫…
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2020.09.25
天然食用色素による安全で安価な細胞の生死判定法を開発
~ミドリムシからヒトがん細胞まで適用が可能、幅広い分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●細胞の生死判定に一般的に用いられる合成色素は有毒であり、生きた細胞も殺してしまうため、試験後の培地は使用できないという問題がありました。 ●本研究では、食用色素を用いた低コストで非侵襲的な細胞の生死判定法の開発に成功…
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2020.08.25
市販の炭酸水を用いたアルギン酸ゲルの簡便な調製方法を確立
~創傷治療への応用に期待~研究の要旨とポイント ●アルギン酸ゲルは、生体適合性の高さから、創傷治療をはじめとする臨床応用に期待が寄せられている材料です。 ●時間の経過に応じてpHが変化するという炭酸水の性質を利用し、従来よりも簡便な方法で、創傷治療に適した物理化学的…
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2020.07.29
血液型の迅速かつ簡便な高感度判定を可能にする手法の開発に成功
~医療従事者への負荷軽減や医療の質向上に寄与~研究の要旨とポイント ●遠心分離などの前処理なしに、ABO式、Rh式の血液型を検査開始から5分以内に目視で判定できる全血用血液型分析チップを開発しました。 ●血液型判定試験や交差適合試験は緊急医療の現場で輸血を行う際に必須のものですが、技術…
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2020.07.27
がんや免疫疾患に重要なPD-L2の発現制御機構の解明
~免疫細胞における細胞表面分子PD-L2は転写因子によって協調的に制御される~研究の要旨とポイント ●細胞表面分子PD-L2は様々ながんに関わっていることが知られているPD-1のリガンド分子ですが、その発現制御機構はよくわかっていませんでした。 ●本研究ではPD-L2の遺伝子発現において、転写因子PU.1が、パートナ…
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2020.07.10
オキシトシンがアルツハイマー型認知症に関連する神経活性の障害を改善
~ 新たな作用機序を有するアルツハイマー型認知症の治療薬開発に期待~研究の要旨とポイント ●高齢化が進展する日本においてアルツハイマー型認知症の患者数は増えつつあり、新たな治療薬の開発が求められています。 ●オキシトシンがアルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドベータ(Aβ)による海馬ニュ…
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2020.05.01
遺伝性腎臓病のヒトiPS細胞を樹立
-難病「若年性ネフロン癆」の発症機序解明と治療法開発に期待-理化学研究所近畿大学東京理科大学 理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チームの林洋平チームリーダー、荒井優研究パートタイマー(東京理科大学薬学研究科薬科学専攻修士課程2年)らの共同研究グループ※は、遺伝性…