ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2020.09.28
ブルーベリーに含まれるプテロスチルベンの免疫調節機能とその作用機序を解明
~炎症性腸疾患の効果的な予防法や治療法につながる期待~研究の要旨とポイント ●難病として指定されている潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、免疫のバランスが崩れて過剰に働くことが原因の一つと考えられており、効果的な予防法や治療法の開発が望まれています。 ●今回、天然化合物「プテロスチルベン」が免疫…
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2020.09.25
天然食用色素による安全で安価な細胞の生死判定法を開発
~ミドリムシからヒトがん細胞まで適用が可能、幅広い分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●細胞の生死判定に一般的に用いられる合成色素は有毒であり、生きた細胞も殺してしまうため、試験後の培地は使用できないという問題がありました。 ●本研究では、食用色素を用いた低コストで非侵襲的な細胞の生死判定法の開発に成功…
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2020.09.23
中級管理職向け講座 「オープンカレッジ名物講師から学ぶ、課長のためのマネジメント基礎講座」
~中級管理職に必要なリーダーシップや人材育成術を身につける~■日 時:2020年10月15日(木)~11月12日(木)各日19:00~20:30 全5回 ■実施形態:オンライン受講(Web会議サービス「Zoom」によるリアルタイム配信) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大…
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2020.09.23
MBAの全体像を知り、ビジネスの場で役立てることを目指すオンライン講座
「MBAの全体像を掴む」
~経営学・MBAで学ぶ科目間の関係性・意義を確認し、MBAの全体像を俯瞰する~■日 時:2020年10月14日(水)19:00~21:00 全1回 ■実施形態:オンライン受講(Web会議サービス「Zoom」によるリアルタイム配信) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大学オープンカレッジ」では…
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2020.09.21
260μmの素子に光を照射するだけで852Vの電圧発生
~発生電圧向上メカニズムを解明~研究成果のポイント ●ビスマスフェライトにMnを微量添加することで発生電圧が飛躍的に向上 ●-193℃において852V、室温において280Vの電圧発生を確認 ●ビスマスフェライトにMnを添加することで、酸素空孔に起因する準位が減少し、フェル…
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2020.09.09
新たな「細胞核のウイルス起源説」の提唱
~宿主ゲノムと"共存"して複製するという特徴をもった巨大ウイルスが、 細胞核の誕生のきっかけとなった可能性~研究の要旨とポイント ●真核生物の細胞核がどのように進化したかについては謎が多く、未だ定説がありません。 ●本研究では、巨大ウイルス「メドゥーサウイルス」が、細胞核内で複製する唯一の巨大ウイルスであること、真核生物のヒストン遺伝子をフルセッ…
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2020.09.07
プロトン伝導に応答して発光色をマルチカラーに変化する透明高分子膜の開発に成功!
-イオン移動を利用した生体のようなメカニズムで機能を発揮-研究の要旨とポイント ●紫外光照射下、プロトン伝導によるプロトン濃度(=pH)の変化に応答して緑色?黄色?赤色に発光色を変化させるプロトン伝導性透明高分子膜の開発に成功しました。 ●透明高分子発光材料は、サイズや形状の自由度の高い省エネ材料…
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2020.08.25
市販の炭酸水を用いたアルギン酸ゲルの簡便な調製方法を確立
~創傷治療への応用に期待~研究の要旨とポイント ●アルギン酸ゲルは、生体適合性の高さから、創傷治療をはじめとする臨床応用に期待が寄せられている材料です。 ●時間の経過に応じてpHが変化するという炭酸水の性質を利用し、従来よりも簡便な方法で、創傷治療に適した物理化学的…
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2020.08.25
いて座方向の宇宙空間でコマのように回転している有機分子が多数見つかった!
~宇宙空間の有機物の量や分布の解明に光~研究の要旨とポイント ●宇宙空間の分子雲の中でも比較的密度の低い領域では、分子全体の回転は電波を放出して鈍くなりますが、有機分子の1種であるアセトニトリル(CH3CN)の炭素鎖軸の周りの回転だけは、活発な状態が継続します。しかし、そのような…
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2020.08.24
反強磁性電子と共存する高温超伝導電子
-銅酸化物高温超伝導体に潜む30年来の未解決問題に終止符-発表者 発表のポイント 発表概要 発表内容 発表雑誌 研究室 東京理科大学について 1.発表者 國定 聡 (東京大学大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程3年生) 磯野 隼佑 (東京理科大学大学院 基礎工学研究科 電子応用工学…
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2020.08.06
青年期から老年期における自尊心の年齢差を解明
~年齢が高いほど、自尊心が高い~研究の要旨とポイント ●16歳の青年から88歳の高齢者6,113名を対象に、自分自身に対する全体的な評価である自尊心を測定し、その年齢差の傾向を分析しました。 ●分析の結果、年齢が高い人ほど自尊心が高く、この傾向に性別や調査時期・自尊心の構…
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2020.08.05
赤外レーザーの照射によるアミロイドタンパク質凝集体の解離機構を解明
~実験と理論計算の融合により難病の治療法開発に新たな光を灯す~研究の要旨とポイント ●アルツハイマー病など一連の様々な疾患、いわゆる「アミロイドーシス」の原因と考えられているアミロイドタンパク質凝集体が、赤外自由電子レーザーの照射により解離する現象の機構を、実験と理論計算を組み合わせた融合研究により詳…
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2020.07.29
血液型の迅速かつ簡便な高感度判定を可能にする手法の開発に成功
~医療従事者への負荷軽減や医療の質向上に寄与~研究の要旨とポイント ●遠心分離などの前処理なしに、ABO式、Rh式の血液型を検査開始から5分以内に目視で判定できる全血用血液型分析チップを開発しました。 ●血液型判定試験や交差適合試験は緊急医療の現場で輸血を行う際に必須のものですが、技術…
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2020.07.27
がんや免疫疾患に重要なPD-L2の発現制御機構の解明
~免疫細胞における細胞表面分子PD-L2は転写因子によって協調的に制御される~研究の要旨とポイント ●細胞表面分子PD-L2は様々ながんに関わっていることが知られているPD-1のリガンド分子ですが、その発現制御機構はよくわかっていませんでした。 ●本研究ではPD-L2の遺伝子発現において、転写因子PU.1が、パートナ…
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2020.07.20
「東京理科大学社会連携講座制度」の創設及び社会連携講座設置のお知らせ
東京理科大学(以下、「本学」)では、本学と連携機関が一定期間継続して特定の課題や専門分野に関する教育研究の推進・充実を図り、人材育成を活性化させ、学術の推進及び社会の発展に寄与することを目的として、2020年4月1日付けで「社会連携講座制度…