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2020.07.20 Mon UP

「東京理科大学社会連携講座制度」の創設及び社会連携講座設置のお知らせ

東京理科大学(以下、「本学」)では、本学と連携機関が一定期間継続して特定の課題や専門分野に関する教育研究の推進・充実を図り、人材育成を活性化させ、学術の推進及び社会の発展に寄与することを目的として、2020年4月1日付けで「社会連携講座制度」を創設しました。 また、一般財団法人化学及血清療法研究所(以下、「化血研」)と社会連携講座設置契約を締結し、本学初の社会連携講座として、2020年7月1日付けで薬学部に「医薬品等品質・GMP講座」を設置しました。

【社会連携講座制度について】

従前は、共同研究や寄附講座といったそれぞれの契約締結により産学連携を図っていましたが、社会連携講座制度では、以下のとおり、「研究」及び「教育」の双方の機能を活用し、契約に基づく組織間の多面的な共同研究の推進を行うことができます。また、企業の名称等を冠した授業科目の開講や研究室を設置することもできます。

「東京理科大学社会連携講座制度」の創設及び社会連携講座設置のお知らせ

【医薬品等品質・GMP講座について】

本学薬学部には、医療機関、製薬企業および医療行政などをつなぎ、充実した薬学教育 および研究を支援するための医療薬学教育研究支援センターが併設されています。

この度、同センターの活動をより活発にするため、本学薬学部鹿野真弓教授と化血研の木下統晴理事長の二名を研究総括とした共同研究の枠組みのもと、GMP※や品質管理の専門家として独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に長年務めた櫻井信豪氏を教授に迎え、新講座を開設しました。新講座は、医薬品等の品質確保、GMPに関するアカデミアにおける研究と教育を通じ、以下の3つの目的に貢献します。
① 高品質の医薬品等の流通
② 効率的な革新的製造技術の適用
③ 適切かつ効率的な品質関連規制の運用

医薬品等の品質管理、品質保証等に携わる人材には、患者さんを第一とする品質思想、高い倫理観そして高度な専門知識が求められます。本講座は、研究、教育を通じ、医薬品業界、医療業界、患者さんの生命と健康に貢献する多くの有為な人材を輩出してまいります。
※GMP:Good Manufacturing Practiceの略であり、医薬品等の製造所に求められる製造管理及び品質管理の基準のこと。

【本件に関するお問合せ先】

■社会連携講座制度に関する問合せ
東京理科大学 研究戦略・産学連携センター
電話  :03-5228-7440
e-mail:ura【@】admin.tus.ac.jp ※【@】は@に変更してください。

■「医薬品等品質・GMP講座」に関する問合せ
東京理科大学薬学部 鹿野研究室
電話・FAX:03-5228-8359

社会連携講座 ホームページ
https://www.tus.ac.jp/social_cooperation/csrp.html

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