ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2020.12.15
ボロンドープダイアモンド電極を用いた電気化学反応により、 尿素からアンモニウムイオンを生成することに成功!
~宇宙ステーションにおける窒素の持続可能な利用を実現するための技術開発に期待~研究の要旨とポイント ●ボロンドープダイアモンド電極を用いた電気化学反応により、尿素をほぼ完全に分解し、アンモニウムイオン(NH4+)が生成することを明らかにしました。 ●ボロンドープダイアモンド電極と多孔性酸化チタンの光触媒を併用すること…
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2020.12.14
超高容量を示すナトリウムイオン電池用炭素負極材料の開発に成功
~リチウムイオンを超える高エネルギーなナトリウムイオン電池の実現へ~東京理科大学岡山大学 研究の要旨とポイント ●これまで、ナトリウムイオン電池の炭素負極材料の容量は300-350mAh/gがほとんどで、ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池よりも低エネルギー密度だと認識されてきました。 ●本研究では47…
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2020.12.11
X線回折パターンからの対称性予測における知識発見
-熟練者の勘・コツの定式化に成功-大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構国立大学法人 総合研究大学院大学大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所東京理科大学国立研究開発法人 科学技術振興機構 本研究成果のポイント ○機械学習により粉末X線回折パ…
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2020.12.08
染毛に使用したヘアカラーリング製品を毛髪1本から「その場」で識別する手法を開発
~犯罪現場に残された毛髪からの迅速な捜査情報の取得につながると期待~研究の要旨とポイント ●犯罪現場から取得される毛髪は重要な捜査資料となり得ますが、現場に残された毛髪から個人を特定するには、さまざまな要因から課題が残されています。 ●表面増強ラマン散乱法、蛍光X線分析を組み合わせ、それぞれのポータブル装置…
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2020.12.07
SiC系複合材料のコーティング候補材料
Ybケイ化物の大気中および水蒸気中における酸化挙動を解明
~航空機エンジン部材への応用に期待~研究の要旨とポイント ●炭化ケイ素(SiC)系複合材料(SiC繊維強化SiC複合材料(SiC/SiC))は航空機エンジン部材の耐熱材料として期待されていますが、燃焼雰囲気から保護するためにはYb系複合酸化物のコーティングが不可欠です。 ●本…
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2020.11.24
高い選択性でがん細胞を死滅させる天然化合物N-アルキルフェナジノンおよび誘導体を合成
~がんに対する新たな化学療法剤としての応用に強い期待~研究の要旨とポイント ●天然化合物N-アルキルフェナジノン類はがん細胞に対する細胞毒性など有用な性質を持つため、医薬品としての活用が期待されており、簡便な化学合成法の開発が求められていました。 ●これまで化学合成では得られていなかった天然化…
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2020.11.09
ナノインプリント用モールドの寿命測定方法を開発
~ナノインプリント技術開発の加速に貢献~研究の要旨とポイント ●微小な構造を大量生産できるナノインプリント転写技術は様々な分野で活用が広がっていますが、ナノインプリントの繰り返し転写回数が多くなると離型性が悪くなり、樹脂が付着して鋳型となるマスターモールドが劣化するという問題があ…
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2020.11.06
イオンを利用する低消費電力スピントロニクス素子の開発に成功
~磁気メモリ素子やニューロモルフィックデバイスへの応用に期待~研究の要旨とポイント ●近年、発達する情報社会において、膨大な情報量を扱うための高密度メモリ素子やニューロモルフィックデバイスの開発のためにスピントロニクスデバイスが注目されています。 ●本研究では、電圧をかけて固体電解質内のリチウムイオン…
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2020.11.05
高い反射防止性能を持つモスアイフィルムの大面積化に向けた基礎技術を開発
~ディスプレイや太陽電池パネルなど、様々な分野への応用に期待~研究の要旨とポイント ●スマートフォンやタブレット端末などのディスプレイの視認性向上のため、高い反射防止性能を持つ構造としてモスアイ構造が注目されていますが、大面積化が難しいという問題がありました。 ●本研究では、スパッタ成膜法でGC薄膜を…
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2020.10.28
水溶液中で六価クロムを毒性の低い三価に還元する銅錯体の合成に成功
~低コストで簡便な廃液処理方法への応用に期待~研究の要旨とポイント ●クロム化合物を廃棄する際には六価クロムから三価クロムへの還元が必要となりますが、現行の処理方法にはコストや二次廃棄物などの問題があり、低価格で簡単に入手可能な材料を用いて六価クロムを除去する方法が求められています。 …
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2020.10.16
熱電性能の起源となる構造と電子状態の変化を解明
~環境にやさしい効率的な熱電材料開発の基礎となるメカニズム~東京理科大学高輝度光科学研究センター島根大学 研究の要旨とポイント ●アンチモン(Sb)を添加したケイ化マグネシウム(Mg2Si)は熱電材料として高い性能を示すことから、次世代の熱電交換材料として注目されています。 ●本研究では、大型放射光…
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2020.10.14
高速フーリエ変換を量子コンピュータ上で実現可能な方法を提案
~計算性能の大幅な向上に寄与、様々な分野での応用に期待~研究の要旨とポイント ●高速フーリエ変換は画像・音声等のデータ解析などで使用されるアルゴリズムで、物理、工学、医療等の様々な分野における情報処理の基幹をなします。 ●本研究では、量子計算と高速フーリエ変換を結び付けた量子高速フーリエ変換を開…
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2020.10.12
食品宅配業界でDX革命を先導するキーマンが語る、オンライン講座を開講!
「オンライン・オフラインの枠を超えたチャネルシフト戦略」
~デジタル×リアルが融合する世界で、新たな顧客価値を創造する未来を考える~■日 時:2020年11月12日(木)18:45~20:15 全1回■実施形態:オンライン受講(Web会議サービス「Zoom」によるリアルタイム配信) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大学オープンカレッジ」では、来…
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2020.10.12
多様な価値観を活かし、チームの生産性を高めるリーダーのためのオンライン講座を開講!
「次世代リーダーのためのセルフマネジメント講座」
~リーダーとしての自己認識と生産性の高いチームづくりに向けて~■日時:2020年11月10日(火)~12月1日(火)18:45~20:45 全4回■実施形態:オンライン受講(Web会議サービス「Zoom」によるリアルタイム配信) 学校法人東京理科大学が主に社会人向けに行っている「東京理科大学オープンカ…
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2020.09.30
複雑ネットワークと同期の基礎理論を用いた翼列フラッタの予兆検知
〜航空工学分野における新領域の開拓に大きく寄与〜研究の要旨とポイント ●航空エンジンタービンで生じる翼列フラッタは、エンジンの破損につながる危険性があることから、航空エンジン開発において重要な問題です。 ●本研究では、複雑ネットワークと同期の基礎理論を組み合わせた独自の方法論を用いて、翼…