ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2021.09.30
オピオイドは末梢の免疫細胞をも調節する
~腸管免疫細胞の調節を通じた炎症の改善を実証~腸管免疫細胞の調節を通じた炎症の改善を実証研究の要旨とポイント δオピオイド作動薬であるKNT-127は、痙攣やカタレプシーなどの副作用がなく鎮痛効果や抗うつ・抗不安作用を有する有望な新規物質ですが、中枢神経系への影響についての知見は蓄積しているものの、免疫調節機能など…
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2021.09.27
遊泳微生物における新たなキラル集団運動現象を発見
九州大学東京理科大学 研究背景 研究内容 今後の展開 論文情報 謝辞 用語解説 お問合せ先 研究室 東京理科大学について 水中を泳ぐ微生物や魚のように、自律的に動き、群れや渦といった秩序だった集団運動を示す物質群をアクティブマターといいます…
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2021.09.22
精神的ストレスが海馬の神経新生に与える影響の解明に成功
~うつ病の病態生理の解明に前進、新たな治療薬の開発に期待~精神的ストレスが海馬の神経新生に与える影響の解明に成功研究の要旨とポイント うつ病は一般にもよく知られている精神疾患の1つですが、発症の原因など、その詳細なメカニズムについては未だに解明されていません。 本研究では、代理社会的敗北ストレスモデルマウスを使用し、精神的ストレスが新生神経細胞の生存…
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2021.09.07
エレクトロクロミズム特性劣化の原因を定量的に評価する新たな手法を開発
~高性能なエレクトロクロミック素子の開発への応用へ期待~エレクトロクロミズム特性劣化の原因を定量的に評価する新手法を開発研究の要旨とポイント 三酸化タングステンは電気を印加することによって光物性が可逆的に変化するエレクトロクロミック材料の代表ですが、繰り返しカチオンを挿入(もしくは脱離)する過程で、透過率の変化率の減少等のEC特性の劣化や不可逆性が発生するこ…
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2021.08.23
尿糖から安定して出力する自己発電型バイオ燃料電池の開発に成功
~尿糖センシング技術として、糖尿病の予防と介護負担の軽減に期待~東京理科大学 筑波大学 研究の要旨とポイント 紙を基材とした小型で軽量かつ尿糖から自己発電できる、環境負荷の低いバイオ燃料電池を作製することに成功しました。 作製したバイオ燃料電池を無線発信機と接続することで、尿糖を検出するバイオセンサとし…
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2021.08.11
全固体電池の出力低下の原因を探る新手法を開発
~リチウム固体電解質の電気二重層効果を電界効果トランジスタで定量評価~全固体電池の出力低下の原因を探る新手法を開発研究の要旨とポイント 全固体電池の出力低下には固体電解質/電極界面の抵抗の影響が大きく、一因として界面付近でのリチウムイオン濃度変化に伴う電気二重層効果の関与が疑われていますが、固体電解質での検出や評価は困難でした。 本研究では、新たに電界…
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2021.08.10
金属ナノクラスター技術を用いた新規光触媒の創製に成功
~高機能触媒開発に重要な化学反応のメカニズム解明と高機能触媒の作製方法の確立~金属ナノクラスター技術を用いた新規光触媒の創製に成功研究の要旨とポイント 新規高機能不均一系触媒の創製においては、金属ナノクラスターの凝集を防ぎつつ配位子を除去することが不可欠でありながら、その配位子の脱離過程での挙動は不明でした。 配位子の脱離過程における化学反応および反応温度条件を明らか…
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2021.08.05
頭部の左右分離型デバイスにおける人体通信の有効性を報告
~安全で低消費電力なウェアラブル機器間通信の実現に期待~研究の要旨とポイント 人体を通信媒体として利用する「人体通信」は秘匿性に優れ、電磁雑音を発生せず、かつ既存の無線通信技術よりも低消費電力で駆動できる可能性があることから、ウェアラブル機器への応用が期待されています。 本研究では、詳細な人体の…
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2021.08.02
複雑系科学の基礎理論を用いて、燃焼振動の形成と保持メカニズムを解明
~ロケットエンジン開発の発展への貢献に期待~複雑系科学の基礎理論を用いて、燃焼振動の形成と保持メカニズムを解明研究の要旨とポイント 燃焼振動はエンジンの破損や短命化を引き起こすため、燃焼振動のメカニズムの解明は、燃焼工学や航空宇宙工学における重要な課題です。 本研究では情報理論、記号力学と複雑ネットワークに基づく数理解析法を用いて、燃焼振動の形成と…
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2021.07.30
「がんゲノミクスデータサイエンス医療の社会実装に向けた基盤整備プロジェクト」発足について~東京理科大学と国立がん研究センターとの連携の取り組み~国立がん研究センターとの連携の取り組み
東京理科大学は、「がんゲノミクスデータサイエンス医療の社会実装に向けた基盤形成プロジェクト(研究代表者:薬学部生命創薬科学科 秋本和憲 教授)」を特別推進研究と位置づけ、6月からプロジェクトを開始しました。 本プロジェクトは従来から進めてい…
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2021.07.27
銅錯体の局所濃縮状態により、過酸化水素の分解とヒドロキシルラジカルの生成の効率化に成功~高分子鎖の性質を利用した新たな抗菌剤設計への応用に期待~
研究の要旨とポイント 過酸化水素を分解する触媒反応は、抗菌性、抗がん活性を示すヒドロキシルラジカル発生を伴うことがあり、医療や創薬分野での活用が期待されています。 側鎖に銅錯体を有する高分子化合物が過酸化水素の分解反応およびヒドロキシルラジ…
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2021.07.21
機械学習で準結晶を形成する化学組成を同定
準結晶の安定化メカニズムの解明に向けた第一歩機械学習で準結晶を形成する化学組成を同定統計数理研究所東京大学東京理科大学 1. 背景 2. 準結晶の組成予測 3. 機械学習によるヒューム=ロザリー電子濃度則の再発見 4. 準結晶の形成ルールの発見 5. 今後の展開:革新的な準結晶の発見に向けて 掲載論文 用語説明 謝辞 本…
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2021.07.15
高い安定性を長期間維持する有機―無機複合ナノシートのボトムアップ合成法を開発
~電源のいらない受光センサーなど、オプトエレクトロニクス分野への応用に期待~高い安定性を長期間維持する有機―無機複合ナノシートのボトムアップ合成法を開発研究の要旨とポイント 目的にあった多彩な化学・物理構造を設計できる有機―無機複合二次元物質はオプトエレクトロニクス分野で高い注目を集めていますが、有機分子を含むことから安定性が低く、光電池などへの応用に向けた課題となっています。 本研究では…
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2021.07.15
ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見
-変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待-ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見共同研究グループ 研究支援 1.背景 2.研究手法と成果 3.今後の期待 4.論文情報 5.補足説明 6.発表者・機関窓口 研究室 東京理科大学について 理化学研究所(理研)生命医科学研究センターサイトカイン制御研究チームの久保允人チームリ…
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2021.07.06
近年の新生児の名前を初見で正しく読むことは難しい
~18種類の「大翔」、14種類の「結愛」~研究の要旨とポイント 2004年から2018年に生まれた新生児の名前を対象に、各表記の読みの種類数とその割合について分析しました。 分析の結果、例えば、男の子で一般的な表記である「大翔」には18種類、女の子で一般的な表記である「結愛」には1…