ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2022.11.04
曲面に貼り付け可能な極薄シート型流れセンサーを開発、流体機械におけるはく離の抑制に光
~ポンプやタービンなど、流体機械の性能向上に寄与~研究の要旨とポイント ポンプやタービンに代表される流体のエネルギーを利用する機械(流体機械)において、流れが壁面から剥がれる流体のはく離現象の検出と制御は重要な課題ですが、壁面近傍の流れや壁面せん断応力を簡単に計測できるセンサーはありません…
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2022.11.02
「大村智記念展示室」を近代科学資料館2階に開設
2022年10月26日(水)より、近代科学資料館2階「大村智記念展示室」をオープンしました。 本展示室は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞され、我が国の受賞者で唯一の私学出身者である大村 智特別栄誉博士の功績を顕彰する施設として開設…
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2022.11.02
カオス応答を示すシンプルな系「ベルヌーイシフト写像」の実装・汎用化に大きく前進
~疑似乱数生成など数値シミュレーション技術の発展に寄与~研究の要旨とポイント カオス(※1)を生み出す力学系の代表例であるベルヌーイシフト写像(※2)は、コンピュータなどの2進システムで実装すると、出力値が収束してしまい、カオス的挙動が見られなくなることが課題でした。 本…
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2022.11.01
東京理科大学野田キャンパス内における学生用マンションの整備について
第一生命保険株式会社(代表取締役社長:稲垣精二、以下「第一生命」)、学校法人東京理科大学(理事長:浜本隆之、以下「理科大」)、東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社(代表取締役社長:片寄裕市、以下「理科大IM」)、東京理科大学イ…
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2022.10.25
本学が代表機関となる「地上-宇宙デュアル開発型 近未来都市機能研究拠点」がJST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 」育成型(共創分野)に採択
東京理科大学が代表機関となり、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、参画企業5社との共創による提案「地上-宇宙デュアル開発型 近未来都市機能研究拠点」(プロジェクトリーダー: 木村真一 スペースシステム創造研究センター センター…
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2022.10.24
オキシトシン経鼻投与でアルツハイマー型認知症に関連する認知行動障害を改善
~アルツハイマー型認知症の新たな治療薬開発へ一歩前進~研究の要旨とポイント アミロイドベータ(Aβ)投与により作製されたアルツハイマー型認知症モデルマウスを用いて、マウスの認知行動障害に対するオキシトシンの作用を調べました。 オキシトシンの脳室内投与、および脳内への移行性を向上させた…
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2022.10.19
充放電中のリチウムイオン電池内でリチウムイオンの運動を初測定
総合科学研究機構 東京理科大学 高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター 発表のポイント 充放電中のリチウムイオン電池内の正極中のリチウムイオンの拡散係数をミュオンスピン回転緩和法により世界で初めて測定 次世代電池の材料探索及び電極…
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2022.10.04
東京理科大学 近代科学資料館「大村智記念展示室」 オープニングセレモニー開催のご案内
東京理科大学(学長:石川 正俊)は、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」との建学の精神を紹介する施設として、神楽坂キャンパスに「近代科学資料館」を設置しています。 このたび、同施設内に、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞され、我が…
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2022.09.28
量子Inspired技術の新展開:スケーラブルな全結合型イジング半導体システム
~組み合わせ最適化問題求解を低消費電力かつ高速に行う技術の基礎検証に成功~研究の要旨とポイント 組み合わせ最適化問題を低消費電力かつ高速に解く技術として、量子Inspired技術のひとつである量子効果を用いないアニーリング方式が注目されています。 今回、アニーリング方式の全結合型イジング半導体システムの大規模化を…
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2022.09.26
効率的な放熱を実現する伝熱異方性を持つ複合フィルムを開発
~二次元フィルムの多様な放熱パターンの設計と持続的な利用につながる成果~東京理科大学 大分工業高等専門学校 東京工芸大学 研究の要旨とポイント 薄型電子デバイスの放熱を効率化するためには、近接する熱源間の熱干渉を防ぎ、別の方向に熱を伝えて冷却する必要があるため、方向による熱伝導性の違い(面内伝熱異方性)が大きな…
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2022.09.21
「自信過剰」は不公平の認識を高めるが、格差是正への支持は高めない
~自認する能力と所得のギャップが政治的選好に与える影響について初の調査~研究の要旨とポイント 所得再分配政策の支持率は、経済不平等度が同程度に大きい国でもばらつきが大きいことが知られています。経済的利益を享受できる人々がなぜ所得再分配政策に反対するのか、「自信過剰」という性質に着目して調査を行いました。 その結…
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2022.09.20
本学教員が研究代表を務める研究課題が2022年度のJST「CREST」に採択
2022年(令和4年)9月20日(火)付で、本学先進工学部・マテリアル創成工学科 田村 隆治教授が研究代表を務める研究課題「フェイゾンエンジニアリング:構造タイル組み換えに基づく新物質創製」が、2022年度(令和4年度)の国立研究開発法人科…
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2022.09.15
ニューロンの同期発火を引き起こす入力信号を推定する手法を開発
~観測が難しい入力信号を出力信号から再構成、さまざまな非線形系へ応用可能~研究の要旨とポイント ニューロンの集合体(アセンブリ)に共通入力信号が送られることで、多数のニューロンが同時に発火する同期発火現象は、脳の情報処理原理を解明する上で重要な現象です。しかし、共通入力信号の観測は困難であり、その全貌はまだよくわ…
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2022.09.05
人工知能(AI)が効率的な混ぜ方を自動で学習
~流体混合問題に対する強化学習の有効性を実証、環境低負荷型社会実現への貢献に期待~研究の要旨とポイント 流体混合は、さまざまな工業プロセスにおいて重要な役割を担っているにもかかわらず、流体混合を最適化する手法は確立されていません。 本研究では応用数学的アプローチから、機械学習の一種である強化学習が流体混合の最適化手法とし…
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2022.09.01
量子コンピュータに最適な量子演算シーケンスをシステマティックに見つける手法を開発
国立研究開発法人情報通信研究機構 慶應義塾大学 東京理科大学 東京大学大学院理学系研究科 ポイント 量子コンピュータに最適な量子演算シーケンスを見つける新しい手法を開発 新手法はGRAPEに基づき、量子演算シーケンスをシステマティックに見つ…