ニュース&イベント NEWS & EVENTS
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2024.04.26
可視~近赤外の広範囲でハイパースペクトルイメージングが可能な硬性内視鏡システムを開発
~生体内の深部組織観察や非破壊検査の進展に寄与~研究の要旨とポイント スーパーコンティニューム光源(*1)と音響光学可変フィルター(*2)を用いて、可視光~近赤外光の範囲(490~1600nm)でハイパースペクトルイメージングを実行できる硬性内視鏡システムを開発しました。 ニューラルネッ…
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2024.04.25
本学と花王による「花王Kireiな未来共創プロジェクト」活動終了
東京理科大学(学長・石川正俊 以下、「理科大」)と花王株式会社(社長・長谷部佳宏 以下、「花王」)は、2021年4月に共同研究契約を締結し、理科大初の「共創プロジェクト」である「花王Kireiな未来共創プロジェクト」を3年にわたり進めてきま…
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2024.04.24
国内最大規模のアカデミア技術シーズ社会実装プログラム「1stRound」への参画について
本学は、東京大学協創プラットフォーム株式会社(東大IPC)と国内17大学・国立研究機関による複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」(ファーストラウンド)に参画しました。 「1stRound」は、事業に向けた初動を加速させるため…
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2024.04.22
米ぬか由来ナノ粒子の抗がん作用を確認
~未利用資源を原料とした安価で安全なナノ粒子製剤開発に期待~研究の要旨とポイント 米ぬかから得られるエクソソーム様ナノ粒子が、優れた抗がん作用を示すことを明らかにしました。 このナノ粒子は、β-カテニンやサイクリンD1などの発現抑制を通じてがん細胞の細胞周期を停止させ、アポトーシスを誘導す…
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2024.04.18
情報系分野を担う「デジタル人材」の育成を主眼とした 学部・学科の新設について(設置構想)
東京理科大学(学長:石川正俊)は、2031年に迎える創立150周年に向けて掲げた「世界の未来を拓く TUS」実現に向けた施策を進めております。今般、科学技術の発展に寄与し国際社会に貢献していくことを目的に、情報系分野を担う「デジタル人材」の…
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2024.04.18
RNAワールド仮説の中核をなすリボザイムの生成を実験的に検証
~ATPとアミノ酸によって活性を制御できるアロステリックリボザイムを開発~研究の要旨とポイント 近年、生命は自己複製できるRNAから生まれたとする「RNAワールド仮説」が有望視されていますが、触媒機能を持ったリボザイム(RNA酵素)の生成については、実験的な検証が十分には進んでいません。 今回、生命活動の中心的な…
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2024.04.16
本学と吉祥女子中学・高等学校の高大連携協定の締結について
本学は、2024年3月27日に吉祥女子中学・高等学校と高大連携協定を締結しました。本協定に基づき、中学生・高校生の視野を広げ進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学が求める学生像及び教育内容への理解を深め、中等教育・高等教育の活性化…
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2024.04.16
置換基が密集したベンゾフランを簡便合成する手法を開発
~ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動するユニークな反応機構~研究の要旨とポイント 活性化剤存在下でオルト置換フェノールとアルキニルスルホキシドを反応させることにより、多置換ベンゾフランを簡便に合成できる手法を開発しました。 本研究で発見した、ベンゼン環上の置換基が隣接炭素に移動するユニークな転位反応…
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2024.04.02
全固体リチウムイオン電池の基部素材として有望な候補物質を発見
~高いイオン伝導度と安全性を兼ね備えた酸化物固体電解質~研究の要旨とポイント 全固体電池は安全性、寿命、容量などの点で既存のリチウムイオン電池の性能を上回ると期待されており、特に硫化物系の研究が進んでいますが、有毒ガス発生のリスクがあります。 今回、全固体リチウムイオン電池の基幹部材として、幅広…
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2024.03.29
ミドリムシを赤色化する手法を開発、鍵は『かつお出汁』と強い赤色光
~遺伝子改変を伴わないプロセス、微細藻類ユーグレナの食品利用拡大につながる知見~東京理科大学 株式会社ユーグレナ 研究の要旨とポイント 豊富な栄養素をもち食品として注目される微細藻類ユーグレナ(和名「ミドリムシ」)は、栄養素の一つに抗酸化作用をもつカロテノイドを含有しており、健康維持や疾病の予防などへの効果が期待されて…
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2024.03.25
22nm CMOSチップを用いたスケーラブルな全結合型半導体イジングプロセッシングシステム
~組み合わせ最適化問題を低消費電力かつ高速に解く技術の大容量化にめど~研究の要旨とポイント 全結合型イジング半導体システムの大規模化実現に向けて、複数のLSIチップを用いたスケーラブル化技術の実機検証に成功し、大容量化にめどをつけました。 22nm CMOS演算LSIチップ36個+制御FPGA1…
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2024.03.21
科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択(3/21)
東京理科大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下「JST」という。)事業である令和6年度次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択されました。 これは、本学が先に採択され実施している JST「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェロー…
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2024.03.21
ローズ精油を利用したトマトの害虫防御技術を開発
~害虫抵抗性を高めるだけでなく、天敵の誘引作用も~研究の要旨とポイント ローズ精油がトマトの葉の防御遺伝子の発現量を増加させ、害虫抵抗性を向上させることを明らかにしました。 圃場での実験からは、ローズ精油で土壌を処理すると、害虫による食害が54.5%にまで減少すること…
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2024.03.14
東京理科大学とSAS、連携協定を新段階へ
~変容する社会に自律的に対応可能な、次世代デジタル推進人材の育成を目指す~東京理科大学 SAS Institute Japan株式会社 東京理科大学(所在地:東京都新宿区、学長:石川正俊) と、 SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:手島主税、以下、SAS Japan)…
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2024.03.11
柔軟性に富む紙ベースの人工光電子シナプスを開発
~生体モニタリングに適した物理リザバコンピューティングの実現に期待~研究の要旨とポイント エッジ人工知能(AI)センサの基盤技術として、低消費電力で高速リアルタイム情報処理が可能な物理リザバコンピューティング(PRC)が注目されています。しかし、生体モニタリングに適した特性を有するPRCの実現は困難でした。…