ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2023.04.26
森 武俊教授が日本医療研究開発機構(AMED)のプログラム・オフィサー(PO)に就任
先進工学部 機能デザイン工学科 森 武俊教授が、日本医療研究開発機構(AMED)「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靱化事業 ロボット介護機器開発等推進事業」のプログラム・オフィサー(PO)に就任されました。 AMEDは、医療分野…
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2023.04.18
果実の皮成分と炭酸水で高機能なハイドロゲルを創製
~環境負荷を低減しつつ、医療分野に応用可能な材料~研究の要旨とポイント 低メトキシ化ペクチンと炭酸カルシウムの混合溶液に、炭酸水を加えることで、均一な網目構造を有するハイドロゲルを簡便に調製することに成功しました。 炭酸水のpHによってハイドロゲルの物性を制御可能であることを明らかにすると…
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2023.03.31
アレルギー病の原因となるIgE自然抗体の産生メカニズムを解明
~肺の共生細菌の変化によりIgE自然抗体の産生が誘発される~研究の要旨とポイント 免疫グロブリンE(IgE)はアレルギー反応に関与する抗体であり、血液中のIgE自然抗体濃度が高いほどアレルギー疾患にかかりやすいとされます。 血中IgE濃度が高く維持される遺伝子改変マウスを用いて、IgE自然抗体の産生…
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2023.03.30
低分子βグルカン摂取により大腸がんを予防、改善
~昆布などに含まれる低分子βグルカンにより大腸癌を予防・治療できる可能性~研究の要旨とポイント 昆布やワカメなどに多く含まれるラミナリンのような低分子βグルカンを含む食品の摂取が大腸がんの予防に有用である可能性が、マウス実験およびヒトにおける研究から示唆されました。 低分子βグルカンはキノコや酵母に含まれる通常の…
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2023.03.27
アンドロゲン受容体の重複進化による、“かたちと繁殖行動”の多様化
〜魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明〜九州大学 京都大学 基礎生物学研究所 福井県立大学 岡山大学 広島大学 東京理科大学 横浜市立大学 ポイント 男性ホルモン(アンドロゲン)による求愛行動や装飾的な見た目の性差は多彩な繁殖戦略を可能にし、生物の多様化をもたらした重要な原動力で…
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2023.03.23
IgA腎症の根治につながる病因を解明
~世界初、メサンギウム細胞に対するIgA型自己抗体を発見~東京理科大学 順天堂大学 研究の要旨とポイント IgA腎症では、なぜIgA抗体がメサンギウム領域に沈着するのか分かっていませんでした。 IgA腎症では、メサンギウム細胞表面に発現したβ2スペクトリンに対するIgA型の自己抗体(抗&…
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2023.03.20
第7回 東京理科大学・野田市・流山市 包括連携協定講演会について(開催報告)
2023年3月18日(土)に、本学野田キャンパス7号館6階講堂において、野田市・流山市との包括連携協定に基づく第7回の講演会が開催されました。 第6回に続き、感染対策の観点から来場者数を制限し、オンライン(Zoom)の同時配信で、本学薬学部…
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2023.03.10
L-アミノ酸を選択する反応メカニズムの解明、生命進化の大きな謎の解明に一歩前進
~量子力学と分子力学のハイブリッド計算法によるRNAのキラル選択的アミノアシル化反応の可視化~研究の要旨とポイント 地球上の生物はなぜL-アミノ酸(左手型アミノ酸)を利用するようになったのかという「アミノ酸のホモキラリティー」の起源問題は、生命進化の大きな謎のひとつであり、その鍵を握るものとして「L-アミノ酸選択的なRNAのアミノア…
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2023.03.09
ATP合成酵素の一部分である回転分子モーター「F₁-ATPase」の回転機構を解明
~生物がもつ世界最小の回転分子モーターのエネルギー変換の仕組みを理解する~東京理科大学 学習院大学 研究の要旨とポイント F型ATP(アデノシン5´-三リン酸)合成酵素に含まれる、回転する生物分子モーター「F1-ATPase(*1)」は、ATPを加水分解する際のエネルギーで駆動され、反時計方向に回転…
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2023.02.22
西山 千春教授らの共同研究が『日刊工業新聞』に掲載
先進工学部 生命システム工学科の西山 千春教授らの共同研究が『日刊工業新聞』に掲載されました。 西山教授ら研究グループは、バラの主要な香気成分である「β-ダマスコン」が、アレルギー性接触皮膚炎を抑制することを明らかにしました。 本研究を発展…
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2023.02.20
バラの香り成分『β-ダマスコン』による炎症反応抑制作用を発見
~免疫反応における天然化合物の生理活性を分子レベルで解明~研究の要旨とポイント 樹状細胞(※1)は免疫反応において重要な役割を果たしていますが、過度に活性化した場合、炎症性疾患や免疫疾患につながることが知られています。 本研究では、バラの主要な香気成分であるβ-ダマスコンが樹状細胞による炎症反応を…
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2023.02.16
植物色素ベタレイン生合成遺伝子を導入したトマトが、優れた抗炎症作用を示すことを発見
~代謝工学による新たな健康食品の開発・製造に期待~研究の要旨とポイント 天然着色料(ビートレッド)として食品に利用されるベタレインには、強い抗酸化活性があることが知られています。 遺伝子組換え技術により、ベタレインを可食部に蓄積するトマトおよびジャガイモを作出し、特に、ベタレイン産生トマト…
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2023.02.10
細胞の変形・運動に複数のタンパク質が協調して関わる仕組みを数式で解明
複数の分子活性の経時変化を同時測定データとして統合化するデータ解析手法を開発
~がんや免疫、神経疾患など医学生物学研究への応用が期待~国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 藤田医科大学 東京理科大学 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生命創成探究センター/基礎生物学研究所 概要 解説 今後の展開 用語説明 論文情報 お問い合わせ先 研究室 東京理科大学について …
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2023.02.06
多くの接触を含む複雑な行動の理解と生成に挑む
~ヒューマノイドロボットとデジタルツインを組み合わせた新たな研究プラットフォームを提案~研究の要旨とポイント 私たち人間は多くの接触を伴う複雑な運動をおこなっていますが、そうした運動をロボットに行わせることは容易ではありません。 インタラクティブ・ロボティクスをテーマに研究を行っている吉田教授は、多くの接触を含む人型システムの…
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2022.12.23
新型コロナウイルス スパイクタンパク質の弱点部位を同定
488番目のシステイン残基が新規治療標的部位となる可能性東北大学大学院医学系研究科 東京理科大学 発表のポイント 新型コロナウイルスが宿主細胞に感染するにあたり、スパイクタンパク質(Sタンパク質)注1の488番目のシステイン(C488)が必要であることを見出した。 Sタンパク質のC488を別のア…