ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2024.09.10
保原 浩明准教授の解説が日本経済新聞に掲載
先進工学部 機能デザイン工学科 保原 浩明准教授の解説が日本経済新聞に掲載されました。 保原准教授は、パラリンピックの義足クラスと五輪で陸上男子100mの優勝タイムを比較し、その差が今大会で0.8秒まで縮まったことについて、選手の努力や技術…
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2024.09.06
【参加者募集】10/5(土)開催 2024年度 第7回坊っちゃん講座「因果関係とは何か:疫学による医薬品評価の実際」
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2024.08.29
青木 伸教授の共同研究成果を文部科学大臣政務官が視察
薬学部 生命創薬科学科 青木 伸教授の共同研究成果を文部科学大臣政務官が視察されました。 2024年8月22日(木)・23日(金)の2日間、東京ビッグサイトにおいて、科学技術振興機構(JST)が主催する日本最大級の産学連携イベント「大学見本…
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2024.08.28
現行の医療保険制度存続への危機感が負担増額への同意を阻む
~負担増額への支持を得るためには将来の見返りを示すだけでは不十分~研究の要旨とポイント 大多数の日本人が、老後、医療保険から得られる期待利得を過小評価していることが判明しましたが、期待利得が彼らの想像よりも高い可能性を伝えても、負担増額の支持はあまり高まりませんでした。 例外的に、日本政府の財政状況に楽観…
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2024.08.26
天然化合物 austocystin D ががん細胞に対して選択的に毒性を発揮するメカニズムを解明
~新規抗がん薬の開発に向けて~研究の要旨とポイント カビ由来の天然化合物 austocystin D が、シトクロム P450 の一種であるCYP2J2を多く発現するがん細胞に、増殖抑制を誘導することは報告されていましたが、その背後にあるメカニズムは不明でした。 今回、…
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2024.08.09
ユーチスコパロールAとビオールアセオイドCの全合成を達成
~薬学応用に向けた生理活性の解明に大きく前進~研究の要旨とポイント 2020年に単離されたユーチスコパロール類はビオールアセオイド類と共通の骨格を有しながらも、その薬理活性調査が行われていませんでした。 今回、非対称化を伴うビオールアセオイドAの改良型全合成をサブグラムスケールで達成す…
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2024.07.30
ヒトの皮膚常在菌からチロシナーゼ阻害活性を示す化合物を発見
~メラニン生成を抑制する安全性の高い化粧品原料の開発に寄与~研究の要旨とポイント メラニン生成に深く関わるチロシナーゼの活性を阻害することでメラニン蓄積による色素沈着を防ぐことができます。 今回、チロシナーゼ阻害活性を示すヒトの皮膚常在菌由来物質を発見しました。これは、ヒトの皮膚常在菌としては初めて…
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2024.07.29
E-アルケンから合成困難なZ-アルケンを高効率かつ高純度で合成
~リサイクルフォトリアクターでZ-体のみを連続的に増やして回収~東京理科大学 株式会社ワイエムシィ 岩崎電気株式会社 研究の要旨とポイント リサイクルフォトリアクターを用いて、E-シンナムアミドを光異性化することでZ-シンナムアミドを高収率かつ高純度で得ることに成功しました。 ワインレブアミドに関しても…
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2024.07.11
本学学生サークルの活動がWebメディア「LIVIKA」に掲載
東京理科大学赤十字奉仕団CoCoLoの活動が、Webメディア「LIVIKA」の「SDGs 大学プロジェクト」に掲載されました。 CoCoLoは献血の呼び込み、海岸清掃や福祉施設での活動など多彩なボランティア活動を通してSDGsに貢献していま…
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2024.07.01
ヒトiPS細胞による若年性ネフロン癆の病態モデリング
-遺伝性腎臓病発症の仕組みの解明へ-理化学研究所 東京理科大学 概要 背景 研究手法と成果 今後の期待 論文情報 補足説明 共同研究チーム 研究支援 研究室 東京理科大学について 概要 理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チームの林洋平チー…
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2024.07.01
抗ヒスタミン薬Doxepinの異性体による結合特性のちがいを解明
~次世代抗ヒスタミン剤の設計へ向けた新たな知見~研究の要旨とポイント 抗うつ薬や不眠症治療薬として用いられるDoxepinに含まれる2種類の幾何異性体(E体,Z体)のうち、Z体のほうがヒスタミンH1受容体(H1R)に対して約5倍強く結合することを明らかにしました。 分子動力学シミュレーシ…
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2024.06.18
骨粗鬆症治療薬の新規ターゲット遺伝子を発見
~副甲状腺ホルモンを介した薬理作用の一端を解明~研究の要旨とポイント 骨粗鬆症治療薬の新たな創薬ターゲットとなり得る新規遺伝子Gprc5aを見出しました。 Gprc5a は副甲状腺ホルモン(PTH)シグナル伝達の下流で作用し、骨芽細胞の増殖・分化を抑制します。 骨形成タンパク質(BMP)…
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2024.05.30
脱リン酸化酵素Ctdnep1 が破骨細胞の分化を抑制する
~骨疾患の新たな治療戦略開発に向けて~研究の要旨とポイント 破骨細胞の過剰な活動は、骨粗鬆症などの骨疾患の原因となることから、分化メカニズムの解明が求められています。 脱リン酸化酵素 Ctdnep1 が、破骨細胞分化のマスター転写因子であるNfatc1のタンパク質レベルを低下さ…
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2024.05.23
高機能有機硫黄化合物の合成に有用なo-ブロモベンゼンチオール等価体の新合成法を開発
~炭素-硫黄結合、炭素-臭素結合を一度に形成する効率的な合成法~研究の要旨とポイント アライン中間体にチオ基とブロモ基を同時導入できる反応を見出し、o-ブロモベンゼンチオール等価体を合成できる新たな手法を開発しました。 この反応を利用して、フェノチアジン類、チアントレン類などの複雑な骨格を有する…
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2024.05.15
抗炎症・抗肥満作用を有するメントール誘導体を開発
〜脂質代謝制御因子に作用、メントールとは異なる機序で炎症を抑制〜研究の要旨とポイント がんや高⾎圧、肥満の予防、免疫力の向上などに効果のある天然成分のニーズは極めて高く、ミントの香気成分であるメントールは抗炎症薬として古くから用いられています。 今回、メントールにアミノ酸を結合させることで、メントールよ…