ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2026.03.19
難治性急性リンパ性白血病、悪化の鍵を握る因子を特定
~病気の進行と骨破壊を引き起こす分子メカニズムを発見、新たな治療法開発へ光~研究の要旨とポイント 難治性の急性リンパ性白血病においては、なぜ病気が急速に進行し、骨が壊れる深刻な合併症が引き起こされるのかはわかっていませんでした。 本研究では、白血病細胞が炎症性サイトカインの一種であるIL-1βを自ら作り出して白血病…
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2026.03.10
認知症の簡便な診断につながる新技術を開発
~血液中の神経損傷マーカーをとらえる核酸分子を発見、次世代診断法への応用に期待~東京理科大学 国立大学法人東京農工大学 研究の要旨とポイント 認知症などの神経変性疾患では、血液中に神経損傷マーカーであるNfLが増加することが知られていますが、これまで正確に測定する方法は限られていました。 本研究では、NfLに特異的に結…
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2026.03.05
マイクロプラスチックの体内動態を可視化する技術を確立
~複数素材に対応した蛍光標識法で実環境に即したリスク評価を加速~研究の要旨とポイント ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)のマイクロプラスチック(MPs)粒子に、近赤外蛍光色素を内包させることで、複数素材の蛍光MP粒子を作製することに成功しました。 マウスに経口投与した蛍光…
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2026.03.04
ミトコンドリアが細胞に取り込まれるメカニズムを解明
~細胞のエネルギー機能を直接補う次世代医療の実現に大きく前進~研究の要旨とポイント 次世代治療として注目されているミトコンドリア移植療法において、ミトコンドリアが能動的に細胞に取り込まれるプロセスを定量的、機構的に実証しました。 ミトコンドリアは複数のエンドサイトーシス経路を介して段階的に取り込まれ、…
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2026.02.25
スクリーン印刷に適合した酵素インクを開発
~酵素電極を一括形成し、高い再現性と量産性を実現~東京理科大学 研究の要旨とポイント 酵素、炭素材料、メディエーター、増粘剤、結着剤を一体化した「水系酵素インク」を開発し、スクリーン印刷により酵素電極をワンステップで作製できる技術を確立しました。 開発したバイオ燃料電池は開回路電圧0.63…
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2026.02.17
ミント由来成分とトウガラシ由来成分の併用で抗炎症効果が数百倍に増強
~身近な食品成分の組み合わせを活用した生活習慣病予防に期待~東京理科大学 研究の要旨とポイント ミントとトウガラシという身近な植物に由来する成分を組み合わせることで、炎症を抑える効果が単独時と比べて約700倍に増強されました。 これらの成分はそれぞれ異なる仕組みで体に作用していることから、両成分を併…
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2026.02.13
doxepin幾何異性体のヒスタミンH1受容体結合における熱力学的特性を解明
~エンタルピー-エントロピー補償の内訳に基づいた評価手法を確立~研究の要旨とポイント ヒスタミンH1受容体(H1R)とdoxepin幾何異性体(E-doxepinおよびZ-doxepin)の結合を等温滴定型カロリーメーター(ITC)で直接測定し、熱力学パラメータを定量化することに成功しました。 分子動力…
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2026.02.02
B型肝炎ウイルスが肝臓の受容体を認識するユニークな段階的相互作用を解明
国立健康危機管理研究機構 公立大学法人横浜市立大学 国立大学法人東京大学 東京理科大学 研究成果のポイント B型肝炎ウイルスが標的肝細胞を認識し、強く結合するための、ユニークな仕組みを解明しました。 B 型肝炎ウイルスはその粒子上の長鎖ペプ…
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2026.01.30
有機溶媒を使用しない、環境に優しい新規薬物担持法を開発
~多孔質材料に難水溶性薬物を吸着させて溶解性向上~研究の要旨とポイント 密封加熱法(SH法)により、イブプロフェン(IBU)をメソポーラスシリカ(MPS)に担持することで、IBUの非晶質化および溶解度の向上に成功しました。 MPSの細孔径が大きいほどIBUの非晶質化が促進され、溶出速度が向…
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2026.01.23
細胞移植による機能的なリンパ節の再生に世界ではじめて成功
~添加物不要かつ簡便な細胞積層技術。二次性リンパ浮腫の根本治療実現に大きく前進~研究の要旨とポイント 細胞移植による機能的なリンパ節の形成に世界ではじめて成功しました。 添加物を用いずに遠心力を利用した細胞積層技術で、従来手法と比較して大幅に細胞の積層を簡便化しました。 がんの外科的手術等において、リンパ節郭清の結果と…
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2026.01.16
ヒスタミンH3受容体の恒常的活性を制御する構造決定因子を解明
~GPCR研究の進展と新たな神経疾患治療薬開発に一歩前進~研究の要旨とポイント Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の一種であるヒスタミンH3受容体(H3R)において、4つのアミノ酸変異(L732.43M、F193ECL2S、S3596.36Y、C4157.56R)が恒常的活性を著しく増強すること…
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2026.01.15
すい臓がんの進行を抑える可能性のある遺伝子を発見
~『沈黙のがん』すい臓がんの早期診断や治療に光~研究の要旨とポイント 骨代謝などで重要な役割を果たす脱リン酸化酵素CTDNEP1が、すい臓がんの進行を抑える「がん抑制遺伝子」としての働きを持つことを世界ではじめて発見しました。 すい臓がんの予後を予測するバイオマーカーや、新たな治療ターゲ…
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2026.01.08
年齢と健康状態で変わるQALYの価値を定量化
~評価手法の開発で健康寿命延伸が医療費削減につながることを実証~ポイント 質調整生存年(QALY, *1)の算出の新たな枠組みを構築し、4つの健康シナリオ別、年齢別にQALYの価値を定量化しました。 高齢者ほど1QALYの価値が高い傾向にあること、健康状態が良好に維持されるほど1QALYの価値が低下する…
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2025.12.24
脳動脈瘤の破裂リスクを予測するAIモデルを開発
―くも膜下出血を未然に防ぐ新たな予防医療の可能性―東京慈恵会医科大学 東京理科大学 東京慈恵会医科大学 脳神経外科学講座 村山雄一 教授および同 先端医療情報技術研究部、並びに東京理科大学 工学部 機械工学科 藤村宗一郎 助教らの研究グループは共同で、人工知能(AI)を用いて未破裂脳動脈瘤…
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2025.12.18
連続クリック反応でPROTACの効率的合成に成功
~3種類の機能性分子の迅速な集積を実証、創薬研究の加速に期待~研究の要旨とポイント 連続クリック反応を用いて、創薬分野で注目されるPROTAC(標的タンパク質分解誘導化合物)の効率的合成手法を開発しました。 保護基を必要とせず、3種類の機能性分子を迅速に集積できることを実証しました。 モジュール集積型…
