ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2023.11.13
鍵は「ハードカーボン」。驚異的なエネルギー密度をもつナトリウムイオン電池の創製に成功
~資源制約のない高性能電池の実現にまた一歩前進~研究の要旨とポイント ナトリウムイオン電池・カリウムイオン電池の負極材料として優れた特性を示す新たなハードカーボンの合成に成功しました。 合成したハードカーボンを負極として使用したナトリウムイオン電池を作製し、312Wh/kgという非常に高…
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2023.11.02
量子暗号通信などの次世代技術におけるキーデバイス『単一光子光源』の実用化に大きく前進
~室温で光ファイバから単一光子を直接発生させることに成功、鍵は希土類原子~研究の要旨とポイント 単一光子光源は、量子暗号通信や、超高解像度画像解析などの次世代技術におけるキーデバイスですが、製造コスト、波長制限、冷却装置の必要性など、さまざまな課題があります。 光学活性な希土類原子を添加した光ファイバを使用する単…
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2023.10.31
量子コンピューターの高速初期化の鍵を握る新技術を開発
ナノデバイスの光子吸収を利用して超伝導量子ビットの初期化を加速産業技術総合研究所 東京理科大学 ポイント 超伝導・常伝導接合を用いた光子吸収技術により、高忠実度・高速な量子ビットの初期化を実現 従来の同様な手法を用いた量子ビット初期化技術に比べて約65%の時間で初期化 量子コンピューター…
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2023.10.18
水溶液中での有機半導体の精密ドーピング
~フレキシブルデバイス産業応用で鍵となる基盤技術を確立~国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) 東京大学 東京理科大学 概要 NIMSと東京大学、東京理科大学からなる研究チームは、真空や窒素雰囲気を扱う特別な設備を用いずに、有機半導体を水溶液中で精密にドーピングする基盤技術を世界で初めて…
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2023.10.16
細菌の病原性などに関わる糖鎖「OPG」の新規の生合成酵素を発見
~新たな創薬ターゲットとなる可能性~東京理科大学 新潟大学 研究の要旨とポイント 「OPG」は、グラム陰性菌の病原性や共生能にかかわる重要な糖鎖です。しかし、これまでOPGの生合成にはたらく酵素については解明が進んでいませんでした。 OPG生合成に必須と考えられる遺伝子opg…
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2023.10.12
PtドープAuナノクラスターの触媒活性を利用、リチウム硫黄電池の性能が飛躍的に向上
~全固体リチウム硫黄電池の実現に大きな一歩~研究の要旨とポイント リチウム硫黄(Li-S)電池は、エネルギー密度が高く、低コストで製造できることから、次世代の蓄電池として有望視されています。 Au24Pt(PET)18(PET: フェニルエタンチオレート)ナノクラスターをグラフェン上…
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2023.10.10
陽電子入射によって結晶表面から分子イオンが放出されることを初めて観測
~陽電子を用いた新奇イオン・分子生成に道~研究の要旨とポイント 電子を固体表面に入射したときに、電子励起やイオン化を経由して起こる粒子の脱離は、表面科学の基礎的現象として古くから研究されてきました。 今回、フッ化リチウム結晶に電子の代わりに陽電子を入射すると、表面からフッ素分子正イ…
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2023.09.28
機械学習アルゴリズムが発見した初めての準結晶
統計数理研究所 東京大学 東京理科大学 概要 準結晶は、通常の結晶のような並進対称性(周期性)を持たないが、原子配列に高度な秩序がある物質です。1984年に最初の準結晶が発見されて以来、これまでに約100個の熱的に安定な準結晶が発見されてき…
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2023.09.21
近年注目の水モデルOPCとOPC3の粘性の計算性能を評価
~水系の分子シミュレーションにおける基礎となる成果~研究の要旨とポイント 水のさまざまな特性を高い精度で再現する分子シミュレーションのモデルとして、近年、4点からなるOptical Point Charge(OPC)と3点からなるOPC3が有望視されています。 OPCおよびOPC3の性能を評…
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2023.09.07
チオエステルの直接酸化によりスルフィン酸エステルを簡便に合成
~創薬や材料化学に有用な有機硫黄化合物の調製が容易に~研究の要旨とポイント チオエステルを直接酸化することにより、スルフィン酸エステルを簡便に合成する手法を開発しました。 入手しやすいヨウ化アリールを原料として、わずか2工程でスルフィン酸エステルを合成できます。 本研究をさらに発展させることで…
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2023.09.05
液中プラズマ処理で酸化チタンが二酸化炭素還元に良好な電極材料に
~液体燃料の出発物質である一酸化炭素と水素を好適な比率で生成に成功~研究の要旨とポイント カーボンニュートラル社会の実現に向け、二酸化炭素を還元して、多様な有用物質を製造する技術が注目されています。 本研究では、液中プラズマ処理を施した酸化チタンを担体として、Ag触媒を複合化した電極材料を開発し、二酸化炭素…
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2023.08.31
リンゴ病害を引き起こすカビ毒を分解する微生物を発見
~カビ毒パツリンの微生物分解に新知見~研究の要旨とポイント パツリンは、ある種のカビがリンゴ果実に着生して産生する毒性物質で、リンゴ果実やリンゴジュースなどの加工品における汚染がしばしば問題になります。パツリンは、ヒトや動物だけでなく微生物にも毒性を示します。 本研究では、パツ…
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2023.08.24
カーボンスラリーにせん断応力を与えながらインピーダンスを測定できる手法を開発
~濃厚スラリーの分散性の評価が可能に、電池性能向上への貢献に期待~研究の要旨とポイント 電池材料などに用いられるカーボン分散液(スラリー)にレオメーターでせん断応力を与えながら、粘度と電気化学インピーダンスを測定できる新たな手法を開発しました。 本手法を分散剤濃度の異なる複数のカーボンスラリーに適用し、評…
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2023.08.07
顔の映像から非接触・高精度で心拍数を推定する手法を開発
~環境光変動によるノイズを低減し、従来法よりも精度向上~研究の要旨とポイント 非接触に心拍数を推定する手法として、顔の映像の色変化を活用する手法が提案されていますが、従来の方法では周囲の環境光変動の影響を受け、精度の高い結果を得ることが困難でした。 動的モード分解を用いることで、心拍由来の顔のわ…
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2023.08.03
広範なアジドを合成する新たな方法を確立
~医薬品として有用な1,2,3-トリアゾール類の合成が容易に~研究の要旨とポイント 保護されたアジド基を有するGrignard反応剤を用いたアジド化合物の合成法の確立に成功しました。 本手法により合成されたアジド化合物を原料としたクリック反応により、1,2,3-トリアゾール類を合成することに成功しまし…