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2024年11月2日（土）東京理科大学 葛飾キャンパス 大ホール（東京都葛飾区）において「TUS FORUM 2024　薬学研究の未来を拓く ～TUSの次なる挑戦～」を開催しました。

同フォーラムでは、例年、本学が重点的に推進している教育・研究を紹介しており、本年は「薬学研究」をテーマに、医薬・創薬に係る講演および研究紹介を中心として開催しました。さらに、2025年4月に葛飾キャンパスへ移転する薬学部・研究科の紹介、社会で活躍する卒業生・修了生によるパネルディスカッションも実施しました。

開会にあたり、石川 正俊学長より挨拶がありました。

続いて第一部の特別講演では、（公財）川崎市産業振興財団 副理事長・ナノ医療イノベーションセンター センター長の片岡 一則氏から「ナノテクノロジーが拓く未来医療：体内で薬を運び、作り、操る分子技術の開発」と題して、精密設計された分子の自己組織化に基づいて構築されるウイルスサイズのドラッグデリバリーシステム（ナノDDS）の中でも特に高分子ミセル型DDS（PM-DDS）について、その現状と将来の動向について講演いただきました。

同じく、厚生労働省 大臣官房審議官（医薬担当）の佐藤 大作氏からは「薬学研究と薬学部に期待するもの」と題して講演いただき、エーザイ株式会社 執行役 チーフポートフォリオオフィサー（兼）日本・アジア申請登録担当（兼）チーフクオリティオフィサー（兼）薬事担当の中濱 明子氏からは「製薬会社での新薬開発への挑戦」と題して講演いただきました。

第二部では、薬学部長・研究科長である、宮崎 智 教授から薬学部・研究科の紹介を行い、続いて、5名の本学教員および聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部 課長補佐／本学薬学部 客員准教授の前田 幹広氏からそれぞれの研究活動の紹介を行いました。

最後に、薬学部生命創薬科学科 上林 敦 准教授がファシリテーターを務め、本学の卒業生・修了生5名によるパネルディスカッションを実施しました。

各パネラーから、現在のお仕事について、現在の職業を選んだ理由、本学で学んでよかったこと、卒業後に感じた本学の良い点等についてコメントをいただきました。会場では、参加者の皆さんからリアルタイムにご質問等も受け付け、双方向型の活発なディスカッションとなりました。

本フォーラムは、会場での対面開催でしたが、多くの方にご参加いただき、盛会のうちに幕を閉じました。

関連リンク
TUS FORUM 2024　特設サイト
薬学部移転特設サイト

石川 正俊 学長

公益財団法人川崎市産業振興財団 副理事長・
ナノ医療イノベーションセンター センター長
片岡 一則氏

厚生労働省
大臣官房審議官（医薬担当）
佐藤 大作氏

エーザイ株式会社 執行役
チーフポートフォリオオフィサー（兼）日本・アジア申請登録担当（兼）チーフクオリティオフィサー（兼）薬事担当
中濱 明子氏

薬学部長・研究科長
宮崎 智 教授

理学部第一部応用化学科
椎名 勇 教授

薬学部薬学科
高橋 秀依 教授

薬学部 生命創薬科学科
和田 猛 教授

薬学部生命創薬科学科
草森 浩輔 准教授

先進工学部生命システム工学科
瀬木 恵里 教授

聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部 課長補佐／
東京理科大学 薬学部 客員准教授
前田 幹広 氏

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

向後 保雄 副学長（研究担当）