薬学研究の未来を拓く
~TUSの次なる挑戦~
TUS FORUMでは、これまで本学が重点的に推進する教育・研究を紹介してきました。2024年度は「薬学研究」をテーマに、医薬・創薬に携わる専門家をお招きした特別講演のほか、学内外から講師をお招きし最先端の研究を紹介します。さらに、2025年4月に葛飾キャンパスへの移転を予定している薬学部・薬学研究科をご紹介するとともに、薬学分野を専門として学び、現在は社会で活躍する卒業生・修了生によるパネルディスカッションを実施します。
Date
2024年11月2日(土) 13:30-17:30
Place
東京理科大学
葛飾キャンパス 大ホール
JR常磐線(東京メトロ千代田線)「金町」駅/
京成金町線「京成金町」駅下車、徒歩8分
入場無料
Pick Up 特別講演 1
「ナノテクノロジーが拓く未来医療:
体内で薬を運び、作り、
操る分子技術の開発」
精密設計された分子の自己組織化に基づいて構築されるウイルスサイズのドラッグデリバリーシステム(ナノDDS)は、低分子薬物のデリバリーにとどまらず、核酸医薬やタンパク質などの新しいモダリティーのターゲティングや画像診断のための造影剤への展開などが期待されている。本講演では、この様なナノDDSの中でも特に高分子ミセル型DDS(PM-DDS)について、その現状と将来の動向に焦点を当てて解説する。
片岡 一則氏
公益財団法人川崎市産業振興財団 副理事長・
ナノ医療イノベーションセンター センター長
PROGRAM
プログラム
第1部
-
13:30
開会の挨拶 石川 正俊学長
-
13:35
特別講演①「ナノテクノロジーが拓く未来医療:
体内で薬を運び、作り、操る分子技術の開発」
片岡 一則氏
公益財団法人 川崎市産業振興財団副理事長 ナノ医療イノベーションセンター センター長 -
14:15
特別講演②「薬学研究と薬学部に期待するもの」
佐藤 大作氏
厚生労働省 大臣官房審議官(医薬担当) -
14:30
特別講演③「製薬会社での新薬開発への挑戦」
中濱 明子氏
エーザイ株式会社 執行役
チーフポートフォリオオフィサー(兼)
日本・アジア申請登録担当(兼)
チーフクオリティオフィサー(兼)
薬事担当
14:45 休憩
第2部
-
14:55
薬学部・研究科の紹介
宮崎 智薬学部⻑・研究科⻑ -
15:05
研究紹介①「悪性がん細胞を消滅させる物質を発見・合成
そして医療へ」
椎名 勇教授
理学部第一部応用化学科 -
15:15
研究紹介②「オピオイド中毒の治療薬がオピオイドクライシスを防ぐ!」
高橋 秀依教授
薬学部薬学科 -
15:25
研究紹介③「核酸医薬の有効性と安全性を向上させる基盤技術」
和田 猛教授
薬学部生命創薬科学科 -
15:35
研究紹介④「東京理科大学が創る未来の細胞医薬」
草森 浩輔准教授
薬学部生命創薬科学科 -
15:45
研究紹介⑤「脳のしくみから考える心の病気とその治療」
瀬木 恵里教授
先進工学部生命システム工学科 -
15:55
研究紹介⑥「Clinical Pharmacistからのメッセージ
~海外経験を活かして~」
前田 幹広氏
聖マリアンナ医科大学病院 薬剤部 課長補佐/東京理科大学薬学部 客員准教授
16:05 休憩
第3部
-
16:15
社会で活躍する
若手卒業生・
修了生による
パネルディスカッション
ファシリテーター:上林 敦准教授
薬学部生命創薬科学科
登壇者:卒業生・修了生 5名 -
17:15
閉会の挨拶
向後 保雄副学長(研究担当)
17:30 閉会
ACCESS
会場アクセス
東京理科大学 葛飾キャンパス 大ホール
〒125-8585 東京都葛飾区新宿6-3-1
JR常磐線(東京メトロ千代田線)
「金町」駅/
京成金町線「京成金町」駅下車、
徒歩8分
OVERVIEW
イベント概要
-
イベント名
TUS FORUM 2024
-
日時
2024年11月2日(土)
13:30~17:30 -
会場
東京理科大学
葛飾キャンパス 大ホール
(〒125-8585 東京都葛飾区新宿6-3-1) -
主催
東京理科大学
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開催方法
対面開催(会場のみで開催)
-
参加方法
事前登録制(無料)
※事前登録の無い方は入場いただけません -
申込受付期限
2024年10月27日(日)
17:00まで -
過去イベント
INFORMATION
関連情報
2025年4月、
薬学部・薬学研究科は
葛飾キャンパスへ移転
—理科大の薬学部で
自分にしか描けないキャリアを築こうー
移転後の薬学部は、分野を超えた教育の実施、研究面での新たな連携等をさらに推し進め、教育・研究の両面での大きな発展を目指します。
新たな学びの場となる「共創棟」や進化する薬学部の教育など、詳しくは特設サイトをご覧ください。