ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2024.11.18
炭酸水を用いて調製したアルギン酸ゲルにおいてCO₂の放出挙動が架橋度に及ぼす影響を解明
~ゲルの物性を制御する重要知見、サステナブルな材料開発に貢献~研究の要旨とポイント アルギン酸ゲルから放出されるCO2の挙動とハイドロゲルのpHの経時変化、さらに架橋度との相関性について詳細を明らかにしました。 アルギン酸ゲル表面からCO2が急激に放出されると、ハイドロゲルのpHが短時間で上昇し、架橋…
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2024.11.15
東京理科大学「サイエンス夢工房」開催のご案内
東京理科大学では、理科の実験を通して科学の面白さを体験できるイベント「サイエンス夢工房」を定期的に開催しております。理工系全般にわたるさまざまな実験を行い、小さなお子さまでも気軽に楽しむことができます。 今般、本学学園祭「理大祭」(11月2…
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2024.11.14
準結晶分野のデータ駆動型研究を促進する基盤データベース
―HYPOD-X―を公開大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 東京理科大学 統計数理研究所、東京理科大学、物質・材料研究機構などの共同研究グループは、準結晶およびその関連物質である近似結晶に関する大規模データベース「HYPOD-X」を公開し…
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2024.11.14
ウイルス感染に関わるプロセスの連続的な映像化に成功
~映像教材としての有用性も期待~研究の要旨とポイント ミミウイルスは450nmから800nmと著しく大きい巨大ウイルスで、ウイルスとしては例外的に、光学顕微鏡で観察できます。 今回、このミミウイルスが宿主であるアカントアメーバの細胞内で増殖して放出されるまでの様子を動画で…
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2024.11.13
2つの独立した全結合型イジングマシン実装により相互作用数半減手法効果を実証
~ホップフィールドネットワークの課題を克服、エッジで組み合わせ最適化問題を解く~研究の要旨とポイント ホップフィールドネットワークは組合せ最適化問題の解を得られるものの、局所解に陥りやすいという問題があります。全結合型イジングマシンは、そうした課題に対応できる機構です。 今回、これまでに研究チームが開発したスケーラブル…
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2024.11.05
機械学習でナトリウムイオン電池材料の性能予測から実証まで
~次世代電池開発の高速化、低コスト化の実現に大きく貢献~研究の要旨とポイント これまでの実験データを用いて機械学習(ML)モデルをトレーニングし、ナトリウムイオン電池(SIB)用正極材料の組成と電気化学特性を予測しました。 MLの結果に基づき、Na[Mn0.36Ni0.44Ti0.15Fe0.0…
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2024.11.01
節電未達者を検出する新アルゴリズム、性能が10倍以上に
―節電参加者の性質を組み込むことで大幅な効率化に成功―京都大学 北海道大学 東京理科大学 概要 京都大学の東俊一教授、煙台大学の許芳源講師、北海道大学の小林孝一教授、東京理科大学の山口順之教授らからなるグループは、スマートグリッドの調整力として期待されるデマンドレスポンス(注1)の実施診断技術…
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2024.11.01
抗がん剤開発に関するプロジェクトが科学技術振興機構(JST)
2024年度ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)に採択
~従来にない全く新しい分子標的抗がん剤の創薬スタートアップ起業を目指す~東京理科大学 国立がん研究センター 三菱UFJキャピタル株式会社 研究の要旨 研究の背景 研究結果の概要 今後の展望 用語 研究室 東京理科大学について 研究の要旨 東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 椎名 勇 教授・村田 貴嗣 助教ら…
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2024.10.31
光合成活性を持つ葉緑体を動物細胞に移植することに成功
―光合成可能な動物細胞作製の突破口を開く―東京大学 理化学研究所 東京理科大学 早稲田大学 科学技術振興機構(JST) 発表のポイント 藻類から光合成活性を持つ葉緑体を取り出し、ハムスターの培養細胞内に移植することに成功しました。移植した葉緑体は、少なくとも2日間はハムスター培養細…
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2024.10.25
金属微粒子の表面構造制御で最大5倍近い水素製造触媒活性を実現
水素エネルギー社会への貢献に期待国立大学法人東北大学 東京理科大学 発表のポイント 粒径1 nm程度の極微細な金属微粒子(金属ナノクラスター)(注1)の表面構造を制御する合成手法を確立しました。 本手法により得られた新規金属ナノクラスターは、電極触媒として、従来の表面構造…
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2024.10.24
葛飾キャンパス「共創棟」竣工式を挙行
~2025年4月薬学部が葛飾へ移転、共創によるイノベーションを促進~東京理科大学(学長:石川正俊)は、2025年4月に、薬学部・薬学研究科の葛飾キャンパスへの移転を予定しています。今般、同学部の新たな拠点として地下2階・地上11階建ての「共創棟」を建設しました。 同キャンパスは2013年に開設し、これまで工…
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2024.10.24
エッジ側に搭載可能な“学習機能”を備えた人工知能処理ハードウエアを開発
~スピントロニクス技術を活用し、三値勾配二値化ニューラルネットワークを提案~研究の要旨とポイント エッジでの“学習機能”を備えた人工知能の実現に向け、エッジでの演算の回路規模、消費電力を可能な限り抑えることが求められており、そのためには、重み及び活性化値を2値で扱うBinarized neural network …