ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2025.09.09
ニューロン間の見えないつながりを明らかに
~神経細胞の機能的なつながりを、高精度に検出できる新手法~研究の要旨とポイント ニューロン間にどのような因果関係があるのか、検出手法を開発しました。 カオス的な応答を示すニューロンのスパイク列のみから、その関係性を検出できます。 複数のニューロンが関係する障害や精神疾患への治療にも貢献が期待されま…
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2025.09.08
発展途上国はゼロエミッションを達成できるのか?
~持続的経済成長とゼロエミッションの両立可能性を検討~研究の要旨とポイント 発展途上国において、ゼロエミッション達成と持続的経済成長は両立可能であることが数理モデル分析で示されました。 本研究は、より現実に即した数理モデルに基づいて分析し、ゼロセミッション達成までの課題と克服する方法についての…
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2025.09.05
磁気バルクハウゼンノイズによる磁壁緩和ダイナミクスの直接観測
~次世代の低損失磁性材料の設計指針となる有用な知見~研究の要旨とポイント 広帯域かつ高感度な磁気バルクハウゼンノイズ(MBN, *1)測定システムを独自開発し、金属材料中の個々の磁壁(*2)の緩和挙動を、単一パルスレベルで直接観察することに成功しました。 MBNパルスの減衰過程に着目した統計…
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2025.09.04
糖型界面活性剤で酸性条件下でも乳酸オキシダーゼ電極が機能
~GI-SAXSにより酵素電極表面構造の詳細解明~研究の要旨とポイント 乳酸オキシダーゼ(LOx)-スクロースモノラウレート修飾電極について、pH 5.0における応答電流がpH 7.0の約80%に達することを明らかにし、スクロースモノラウレートが優れた安定化剤になることを実証しました。 斜…
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2025.09.04
単一の半導体材料にて正孔と電子の異なる輸送異方性を実証
―分子半導体における理論予測を実証し、次世代電子デバイス開発の新たな指針を提示―東京大学 横浜国立大学 東京理科大学 産業技術総合研究所 科学技術振興機構(JST) 発表のポイント ◆ 独自に開発した単一の分子半導体材料において、従来は実現できなかったキャリア特異的輸送異方性(正孔と電子がそれぞれ異なる方向…
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2025.09.03
ポリアミンががん細胞の増殖を促進するメカニズムを解明
~がん治療など医療への応用にも期待~研究の要旨とポイント ポリアミンの一種であるスペルミジンの長期摂取は、アンチエイジング作用を示すことが近年注目されています。 一方、ポリアミンは癌の悪性度にも関連することが知られていますが、がんの増殖におけるポリアミンの詳細な役割は明らかと…
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2025.09.03
採血せずに牛の血液検査を実現する画期的技術を開発
北里大学東京理科大学 研究の要旨とポイント 北里大学獣医学部の鍋西久准教授、東京理科大学先進工学部の相川直幸教授らの研究グループは、マルチスペクトルカメラで牛の尾静脈付近(尻尾裏側)を撮影することで、非侵襲的にかつ瞬時に複数の血液成分の同時…
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2025.09.01
界面水の不均一性を原子レベルの分解能で解明
――高い構造情報量をもつ多孔性結晶を構造解析技術に応用――東京大学 東京理科大学 高輝度光科学研究センター 北里大学 広島大学 長崎大学 発表のポイント 新しい様式の多孔性結晶を開発し、凹凸のある細孔界面上で形成する水クラスター構造の解析に成功しました。 温度可変結晶構造解析、分子動力学シミュレー…
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2025.08.27
Ga系近似結晶で巨大磁気熱量効果を観測
~環境負荷の少ない次世代冷却技術に期待~東京理科大学科学技術振興機構(JST) 研究の要旨とポイント 原子価の異なる二種類の元素を同時に置換する新手法「二重異原子価元素置換(double hetero-valent elemental substitution)」を導入し、三元系…
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2025.08.08
スパッタ法を用いて高品質なScAlN薄膜の作製に成功
~成長温度の系統的変化が構造特性と電気特性に及ぼす影響を解明~東京理科大学 住友電気工業株式会社 東京大学 研究の要旨とポイント 汎用性の高いスパッタ法を用いて、結晶成長が困難とされていた窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)薄膜を高品質で作製することに成功しました。 成長温度の上昇により表面平坦…
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2025.08.05
AIが無線電力伝送システムを自動設計
~次世代パワーエレクトロニクス回路設計のブレークスルー~国立大学法人 千葉大学 東京理科大学 学校法人君が淵学園 崇城大学 研究の概要 研究の背景 研究の成果 今後の展望 用語解説 研究プロジェクトについて 論文情報 参考文献1) 研究室 東京理科大学について 研究の概要 千葉大学大学院情報学研…
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2025.08.05
ブッシュバジルの匂い成分でインゲンマメの防御機能が向上、害虫の天敵を呼び寄せる効果も~「トーキングプランツ」を農業に応用する~
東京理科大学 研究の要旨とポイント 害虫の食害を受けたことを「匂い」で伝えることで、近くの植物の害虫抵抗性を高める植物同士のコミュニケーション(「トーキングプランツ」)は、環境にやさしい農業技術に活用できるものとして注目されています。 ブッ…
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2025.07.31
ケガニから血糖値の調節ホルモンを発見!
~ケガニの成長促進・繁殖効率化に向けた新技術の開発へ~広島大学 神奈川大学 東京理科大学 本研究成果のポイント ケガニの眼柄ホルモン(眼の付け根にある器官から分泌されるホルモン)を調べた結果、血糖値を調節する働きをもつホルモンの抽出に成功しました。 ケガニの眼柄ホルモンの機能を世界で初めて明ら…
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2025.07.25
官能基化ナノケージの高効率な合成法を開発
-機能性有機ホスト材料の開発に向けて-東京科学大学 東京理科大学 ポイント テンプレートを利用することで、オリゴフェニレンケージという「分子の容れ物」を効率的に合成する手法を開発 組み上がったケージからテンプレートを取り除くことで、内部空間が官能基で修飾されたケージに導くことに…
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2025.07.24
東京理科大学および同スタートアップエコシステム「TUSIDE」とかんぽ生命が
連携・協力のための協定を締結学校法人東京理科大学 東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社 東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社 東京理科大学インベストメント・アンド・イノベーション・キャピタル株式会社 株式会社かんぽ生命保険 学校法人東京理科大学…