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受賞

2021.03.26 Fri UP

本学学生及び大学院生らが第10回スポーツデータ解析コンペティションにおいて受賞

本学学生、大学院生らが日本統計学会スポーツ統計分科会主催の第10回スポーツデータ解析コンペティションにおいて、優秀賞、奨励賞を受賞及び入賞しました。

＜卓球部門：優秀賞＞

受賞者: 理工学研究科　情報科学専攻　博士後期課程1年　鈴木海友
理工学研究科　情報科学専攻　修士課程2年　朝生駿
理工学研究科　情報科学専攻　修士課程1年　田中蘭
理工学研究科　情報科学専攻　修士課程1年　深井亮登
理工学部　情報科学科　4年　駒澤大夢
理工学部　情報科学科　4年　綿川日菜
理工学部　情報科学科　4年　村山紘一
理工学部　情報科学科　准教授　田畑耕治
理工学部　情報科学科　助教　中川智之
理工学部　情報科学科　講師　松澤智史
東海大学　理学部　情報数理学科　准教授　小林正弘
指導教員: 理工学部　情報科学科　准教授　田畑耕治
理工学部　情報科学科　助教　中川智之
理工学部　情報科学科　講師　松澤智史
東海大学　理学部　情報数理学科　准教授　小林正弘
受賞題目: 骨格検知を利用した卓球のサービス分類
内容: 本研究チームは、日本統計学会スポーツ統計分科会主催の第10回スポーツデータ解析コンペティションで提供された卓球映像データから選手の骨格情報を抽出し、LightGBMの手法をベースにリアルタイムで試合映像からサービスの種類の判定を行う手法を開発し、そのシステムを実装した。
2020年11月に成果をまとめた予稿を提出し、審査の結果、12月26、27日に開催される審査会にて口頭発表を行う研究に選ばれた。審査会は、データ提供会社・プロスポーツ関係者・学会関係者の前で行われ、審査の結果、これまで人手で確認をしていたサービス判定がリアルタイムで自動化されたことが高く評価され、2021年3月8日に卓球部門の優秀賞の表彰状と楯を授与された。また、T.LEAGUE所属の日本ペイントマレッツ様より、副賞として本研究のタイトルと氏名がプリントされたT.LEAGUEの公式ユニフォームを贈呈された。
受賞日: 2021年03月08日

＜ポスター部門：奨励賞＞

受賞者: 理工学部　経営工学科　3年　東瀬皓太郎
理工学部　経営工学科　3年　佐藤洸太朗
理工学部　経営工学科　3年　澤田智秀
理工学部　経営工学科　3年　田中耀大
理工学部　経営工学科　3年　薮谷瑞生
理工学部　経営工学科　講師　安井清一
指導教員: 理工学部　経営工学科　講師　安井清一
受賞題目: LightGBMを用いた各プレー場面におけるシュート予測とその要因分析
内容: サッカーは野球などのターン制のスポーツとは異なり攻防が目まぐるしく変わるため、一般の観客が、今、どの程度、試合が白熱しているのかをリアルタイムに把握するのが難しい。本提案では、プレーヤの位置情報とプレーの情報をLightGBMを用いて学習し、10秒以内にシュートが放たれる確率を時々刻々と提示することによって、目の前のプレーの白熱さを定量化した。この結果は、一般の観客だけでなく、シュートが打たれやすい状況も考察することができ、プレーに対しても有用な情報を与える。
本チームは学部3年生のみからなるチームであり、ポスター部門において本提案が評価され、奨励賞に選ばれた。
受賞日: 同上

＜野球部門：入賞＞

受賞者: 工学部　情報工学科　4年　永根秀祐
工学部　情報工学科　4年　外囿拓郎
工学研究科　経営工学専攻　修士課程2年　福島龍一
工学部　情報工学科　助教　安藤宗司
工学部　情報工学科　助教　土田潤
指導教員: 工学部　情報工学科　助教　安藤宗司
工学部　情報工学科　講師　篠崎智大
工学部　情報工学科　教授　寒水孝司
工学部　情報工学科　助教　土田潤
受賞題目: プロ野球における野手の守備能力を測る指標の提案
内容: プロ野球において選手の能力を評価することは重要である。野手三冠王に代表されるように、野手の打撃能力を測る指標は多く提案されているが、守備能力については十分な議論をされていない。選手の守備を表彰する三井ゴールデン・グラブ賞では、記者の投票によって表彰選手が選ばれているが、選手の評価としては記者の主観によるところが大きい。そこで、守備能力を測るための指標を新たに提案した。
具体的には、選手間で共通の守備範囲を定義し、その中での失策しない割合、守備機会の割合、安打になってしまった打球の割合を算出した。これらの指標を用いて、日本プロ野球の内野手を評価した結果、三井ゴールデン・グラブ賞の結果と指標との乖離が明らかになった。これらの提案が評価され、第10回スポーツデータ解析コンペティション・野球部門において入賞した。
受賞日: 同上