ニュース&イベント NEWS & EVENTS
PICK UP
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2023.08.07
顔の映像から非接触・高精度で心拍数を推定する手法を開発
~環境光変動によるノイズを低減し、従来法よりも精度向上~研究の要旨とポイント 非接触に心拍数を推定する手法として、顔の映像の色変化を活用する手法が提案されていますが、従来の方法では周囲の環境光変動の影響を受け、精度の高い結果を得ることが困難でした。 動的モード分解を用いることで、心拍由来の顔のわ…
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2023.08.03
広範なアジドを合成する新たな方法を確立
~医薬品として有用な1,2,3-トリアゾール類の合成が容易に~研究の要旨とポイント 保護されたアジド基を有するGrignard反応剤を用いたアジド化合物の合成法の確立に成功しました。 本手法により合成されたアジド化合物を原料としたクリック反応により、1,2,3-トリアゾール類を合成することに成功しまし…
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2023.08.01
エンドサイトーシスの新しい細胞内輸送経路を発見
~トランスゴルジ網の特定領域にエンドサイトーシスの選別区画が存在する~東京理科大学 東京工科大学 研究の要旨とポイント トランスゴルジ網は細胞内小胞輸送の中心的な役割を果たす細胞内区画であり、近年の研究においてエンドサイトーシス経路においても重要であることが報告されています。 今回、細胞内小胞輸送のモデル生物…
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2023.07.31
若林 秀樹教授の論稿を日本経済新聞『経済論壇』が紹介
経営学研究科 技術経営専攻 若林 秀樹教授の論稿が、日本経済新聞『経済論壇』に紹介されました。 記事中、経済産業省が打ち出した「半導体・デジタル産業戦略」への展望に関する若林教授の論稿(週刊エコノミスト(2023年7月18・25日合併号))…
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2023.07.27
Fe³⁺を選択的に吸着するAgクラスター連結構造体の創製に成功
~高感度のセンシング材料として応用可能~研究の要旨とポイント Agクラスターアセンブリー材料(SCAMs)は、分子レベルの構造設計が可能で、ユニークな光物理特性を持つ新しい発光材料です。 本研究では、さまざまな溶媒中でも安定的に存在できる新たなSCAMの合成に成功しました。 今回…
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2023.07.25
安藤 靜敏教授らの研究成果が『日刊工業新聞』に掲載
工学部 電気工学科 安藤 靜敏教授らの研究成果が『日刊工業新聞』に掲載されました。 安藤教授は、東京都立産業技術研究センターとの共同研究にて、放射能汚染水からトリチウムを除去する手法を開発しました。 放射性物質を含む汚染水を処理する過程で、…
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2023.07.24
「有性生殖の喪失」にはメリットがある?
~イネのいもち病菌P. oryzaeの不稔化原因遺伝子を特定~研究の要旨とポイント イネいもち病菌P. oryzaeは、本来、有性生殖と無性生殖の両方を行いますが、野外で分離されるほぼすべての菌は、有性生殖能を失い「不稔化」した株です。 この不稔化を引き起こす原因遺伝子を特定しました。また、この原因遺…
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2023.07.21
若林 秀樹教授の解説が『読売新聞』に掲載
経営学研究科 技術経営専攻 若林 秀樹教授の解説が『読売新聞』に掲載されました。 若林教授は記事中、苦境にある国内半導体産業への政府の産業育成について述べています。 詳細は掲載紙をご覧ください。 掲載紙 『読売新聞』 2023年7月21日付…
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2023.07.19
新たな抗生物質の候補、タンザワ酸Bの初の人工合成に成功
~タンザワ酸類の合成や多剤耐性菌にも有効な抗菌薬の開発に期待~研究の要旨とポイント 現在、薬剤耐性菌(*1)の出現が大きな社会問題となっており、新たな抗生物質の候補が求められています。 今回の研究では、天然由来ポリケチド(*2)で、抗菌活性を有するタンザワ酸Bの人工合成を達…
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2023.07.18
汗中乳酸濃度を長時間安定してモニタリングできるバイオセンサを開発
~センサ内に侵入した気泡を捕捉し、測定への影響を抑制~研究の要旨とポイント 人の汗に含まれる乳酸濃度を長時間安定してモニタリングできるバイオセンサを開発しました。 測定誤差の原因となる気泡をトラップする機構をマイクロ流体デバイス内に設けることで、測定への影響を抑えることに成功しました。 従来よ…
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2023.07.14
これまでの高温超伝導体は乱れていたことが判明
―乱れを除去して激変した電荷の振る舞い―東京大学 東京理科大学 理化学研究所 発表のポイント 銅酸化物高温超伝導体において、電荷が微少かつ均一に分布する乱れの無い極めて綺麗な結晶面を見出し、その電荷の振る舞いを解明した。 電荷分布に乱れのない綺麗な結晶面では、従来の常識に反して、…
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2023.07.10
若林 秀樹教授の書評が日本経済新聞「今を読み解く」に掲載
経営学研究科 技術経営専攻 若林 秀樹教授の書評が、日本経済新聞「今を読み解く」に掲載されました。 若林教授は、最前線で奮闘してきた経営者や技術者の著書は、半導体産業を分かり易く教えてくれるだけでなくその人生に学びがあると述べ、 『不本意な…
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2023.07.10
看護に求められる倫理概念をロボットやAIに実装できるのか?
~現状分析から実装の可能性を考察、看護におけるAI活用の倫理的課題を整理~研究の要旨とポイント 看護実践を行う上で重要視されている倫理的な概念をロボットや人工知能(AI)に実装できるかどうかについて、倫理学の観点から分析を行った。 将来的には看護実践に求められる倫理概念をロボットやAIに実装することは不可能とは言…
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2023.07.07
神経系の動作をマネする世界最高速度の電気二重層トランジスタ
~汎用性AI端末機器の高速化に期待~国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS) 東京理科大学 概要 NIMSと東京理科大学からなる研究チームは、高イオン伝導性をもつセラミックス薄膜とダイヤモンドを用いて、世界最高速度で動作する電気二重層トランジスタを開発しました。このトラ…
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2023.07.06
汗中イオン濃度をリアルタイムに測定できるウェアラブルデバイスを開発
~脱水症状や熱中症の早期発見に有用~研究の要旨とポイント 人の汗に含まれるさまざまなイオンの濃度を測定できるイオンセンサを開発しました。 開発したイオンセンサを熱転写印刷で衣類に取り付けることで、ウェアラブルデバイスとして使用可能であることを実証しました。 汗に含まれるイオン…