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韓国バイオメカニクス学会において本学大学院生がBest Research Award賞を受賞しました。

受賞者

先進工学研究科　マテリアル創成工学専攻　修士課程2年　森嶋 良太

指導教員

先進工学部　機能デザイン工学科　准教授　保原 浩明

受賞題目

Distributional Characteristics of Standing Weight Bearing Asymmetry in Individuals with Unilateral Transfemoral Amputation

内容

膝から上位で片脚を切断した片側大腿切断者は、立位時のバランスが非対称になります。こうした左右非対称な立位保持機構は一側肢への過負荷蓄積を通じて二次障害を併発させることもあり、その生体力学を理解することは臨床的にも非常に重要です。本発表では、片側大腿切断者34名の立位荷重バランスと左右脚差を定量化し、その非対称性には大きな個人差があることを明らかにしています。これにより、標準的な切断リハビリテーションに加えて、個人ごとの特徴に基づいた個別リハビリテーションや復職支援が必要であることを考察しています。全世界における下肢切断者の6割がアジア地域に集中しているため、こうした研究は学術的にも臨床的にも高い評価を得ています。

受賞日

2025年10月24日

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