ニュース&イベント NEWS & EVENTS
髙栁 誠也講師が令和6年度土木学会出版文化賞を受賞
創域理工学部 建築学科 髙栁 誠也講師が令和6年度土木学会出版文化賞を受賞しました。
- 受賞者
- 創域理工学部 建築学科 講師 髙栁 誠也
- 受賞著書
- 東京の美しいドボク鑑賞術
- 内容
-
土木学会出版文化賞は土木に関連する出版物で、土木工学・土木技術の発展に貢献し、あるいは読者に感銘を与えることにより、土木文化活動の一環となりうると認められた出版物を対象とし、その著者を表彰しています。
本書は、東京都内で居住、活動する人々の日々の生活を支える社会インフラとして整備された土木構造物に焦点を当て、整備の背景、技術的特徴、デザインの美しさ等を通じて鑑賞する内容で構成された書籍です。
受賞理由は下記の通りとなっています。
この書籍の長所は、知名度の高い構造物だけでなく人の目に触れにくい構造物も取り上げて、美としての魅力を最大限に引き出した写真や丁寧な解説文により、土木構造物を鑑賞できることである。魅力を引き出した写真と丁寧な解説の完成度は高く、専門技術者の意識を高めるだけでなく、一般の読者にも読み進めやすい内容となっている。専門から一般の広い範囲の読者までが、土木構造物への興味と考え方を共有できる稀有な書籍として評価できる。また、読者にこれらの構造物の検証を促すガイドも記載され、書籍内だけでなく現地で見て、知って、感じることへの喚起にもつながる工夫がなされている。この工夫は、一意的な感覚だけでなく、発展的にインフラへの共通認識強化や土木構造物の機能としての温故知新にも効用を与えるものと評価できる。
以上より、土木施設や土木という仕事の意義や魅力を後世に伝導すること、土木分野に対する社会の関心を高めることに大きく貢献することが期待できる書籍であり、ここに土木学会出版文化賞を授与する。 - 受賞日
- 2025年6月
関連リンク
受賞者一覧
土木学会 出版文化賞選考委員会
研究室
髙栁講師のページ

関連記事
-
2024.04.08
令和6年能登半島地震調査報告会「マルチハザードによる被害と課題」の開催について(4/20)
総合研究院 マルチハザード都市防災研究拠点、創域理工学研究科 防災リスク管理コースによる、令和6年能登半島地震調査報告会「マルチハザードによる被害と課題」を開催いたします。 皆様のご参加をお待ちしています。 日 時 2024年4月20日(…
-
2023.07.28
日本建築学会「第12回 子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」において本学大学院生らが最優秀賞を受賞
日本建築学会「第12回 子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」において本学大学院生らが最優秀賞を受賞しました。 受賞者 創域理工学研究科 建築学専攻 修士課程2年 大山 優 創域理工学研究科 建築学専攻 修士課程1年 伊藤 陽人 創域…
-
2023.05.24
本学学生がC league2023において『最優秀賞』他を受賞
本学学生がC league2023において『最優秀賞』『小川博央賞』『大村真也賞』『入選』を受賞しました。 <最優秀賞> 受 賞 者 : 創域理工学部 建築学科 学部4年 辻本 桜子 指導教員 : 創域理工学部 建築学科 教授 伊藤 香織 …