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11月10日(金)に本学葛飾キャンパスで一般社団法人日本自動車工業会(自工会)・ヤマハ発動機株式会社主催の「大学キャンパス出張授業2023」が行われ、本学の学生約150人が参加しました。

この出張授業は、自工会と各地の大学が連携し、自動車メーカー各社の経営トップが若い世代にクルマ・バイク、モノづくりの魅力を直接語りかけるもので、2013年から開催されております。

今回の出張授業では初めに『「モノづくりの喜び」を原動力に、人と社会の幸せを描く～ゲンバ発 自由闊達な企業風土～』と題し、ヤマハ発動機株式会社の日髙 祥博代表取締役社長が、同社の歴史とそこに通底するモノづくりにおけるチャレンジ精神に溢れた企業風土や、今後の事業展望などを中心に伝えました。

続いて、『NHK技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」への挑戦～チーム“Yマハ”の強さの秘密とは？～』の題目で、同社技術・研究本部AM開発統括部 AM第2技術部の山﨑 美希氏より、チームを率いて番組に挑んだ際の秘話やメンバーの試行錯誤について、ドキュメンタリー映像を交えて語られました。

最後に、『MOTOROiD “モビリティの未来像、新しい感動体験の創出”の開発』と題し、同社技術・研究本部技術開発統括部 プロジェクト推進部の篠原 功次氏より、自律走行二輪車の新型「MOTOROiD2」について、実機のデモンストレーションも交えながら、同機のコンセプトや開発に対する想いと苦労が語られました。

その後の質疑応答では参加者から次々と質問が寄せられ、「印象的だったツーリングスポット」から「EV化に関する同社の今後の展望」まで、幅広い話題が熱心に繰り広げられました。

出張授業終了後も、貴重な「MOTOROiD2」の実機を間近で見ようとステージ前には大勢の参加者が集まり、隣接する大村ホールで実施された本学OB・OG社員による交流会では活発なやり取りがなされるなど、イベントは最後まで大変盛況となりました。