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次代に向けた「東京理科大学の実力主義」
本学を象徴する言葉のひとつに「実力主義」があります。この「実力主義」という教育方針は1881年の東京物理学講習所の開校以来、建学の精神とともに脈々と本学の中に受け継がれてきました。 本学における「実力主義」とは「真に実力を身に付けた学生だけが卒業できる」と概ね解釈されてきました。 近年の大学を取り巻く環境が複雑化・多様化の一途をたどるなど、時代が大きく移り変わる中にあって、「今の時代に即し、かつ次代に向けた実力主義とは何か」、「Society5.0時代を生き抜いていくために培うべき今後の「実力主義」とはどのようなものか」を考える、すなわち、実力主義を正確に定義する必要があるのではないかという考えに至りました。
そこで、その端緒として、「これまで教員各位が考えてきた又は実践してきた本学の実力主義について」、「次代に向けて本学が掲げる実力主義とは何か」、等について懸賞論文を実施しました。
応募のあった論文の中で述べられていた事項や、コロナ禍における大学教育の在り方(教育のDX化の推進)の検討、更には、全学横断的に教養教育の企画・立案等を担う教養教育研究院の設置、初年次に本学学生が身に付けるべき知識・技能・態度の明確化等の本学における昨今の取組みを踏まえ、今般、本学の実力主義について、定義した内容を纏めました。
これをもとに、次代に向けて本学で育むべき"未来を拓く実力"を教職員であらためて共有し、本学の教育・研究に活かしていきたいと考えています。
詳細 東京理科大学の実力主義とは(PDF 185KB)
2021年3月 学長室
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