科学教育研究科 Graduate School of Chemical Sciences and Technology

研究科紹介 GRADUATE SCHOOL INTRODUCTION

1998年に大学院理学研究科理数教育専攻を設置して以来10年以上が経過した現在、中等教育をめぐる環境は大きく変容しました。理数教育専攻における教育研究にも以下のような新たな課題が生じてきています。

  1. 大学院レベルにおける専門科目と教育科目両方の高度専門能力を持った理数教員の育成
  2. 理数教科の学力向上等に対応できる実践的課題解決力とティーチングスキルを持つ教員の育成
  3. 科学技術の発展における数学と理学の役割の重要性をこれまで以上に認識した教員の育成
  4. 科学技術の発展から派生する社会現象、倫理上の問題等に対し、正確かつ公正な認識をもって対応できるサイエンスコミュニケータや理科教員の育成

これらの課題に応えることを目的として、理数教育専攻がこれまで果たしてきた役割や機能を発展・拡充し、新たに科学教育研究科修士課程科学教育専攻(数学コース、理科コース)を設置します。本研究科では、これまでの中等数学科・理科教員育成をさらに強化するとともに、東京理科大学の「理学の普及」という建学理念を、学校教育現場のみならず一般市民も含むより広い人々を対象とする「科学教育」すなわち「科学的知識・技能の教育・普及・啓発活動の推進」へと発展させ、社会の各分野でこの「科学教育」に貢献する人材の育成も行うことを目的とします。

科学教育研究科博士後期課程では、数学・理学分野、中等数学教育・理学教育分野で自立したより高度な研究を遂行する能力を備えた人材の育成を中心とし、あわせて高度な科学教育活動のコアになれる人材を育成します。

理念・目的・教育目標 PHILOSOPHY

科学教育研究科博士後期課程では、数学・理学分野、中等数学教育・理科教育分野で自立した高度な研究を遂行する能力を備えた人材の育成を中心とし、あわせて高度な科学教育活動のコアになれる人材を育成します。

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