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2024.08.23 Fri UP

コンクリート工学年次大会2024(松山)において本学大学院生が年次論文奨励賞を受賞

コンクリート工学年次大会2024(松山)において本学大学院生が年次論文奨励賞を受賞しました。

受賞者
創域理工学研究科 建築学専攻 修士課程1年 安本 柊太
指導教員
創域理工学部 建築学科 教授 永野 正行
創域理工学部 建築学科 助教 劉 虹
受賞題目
縦長開口が不規則に配置されたRC連層耐震壁の開口高さによる耐力低減率に関する一考察
内容
本受賞論文は、縦長開口が不規則に配置された連層耐震壁を対象に、開口高さによる耐力低減率の適用性を検討する。はじめに、縦長開口が斜めに配置された連層耐震壁の実験結果を対象にFEM解析を実施し、実験結果を再現できることを明らかにした。実験では載荷方向によって強度と破壊機構が異なったが、この理由は壁に形成された圧縮ストラットの角度及び分布が異なるためであることがわかった。また、千鳥配置を含めて、各層の開口間における水平距離を変数としたパラメトリック解析を行い、異なる開口配置による応力伝達機構に基づいて破壊機構を検討し、現行の開口高さによる耐力低減率が適用可能であることを示した。
受賞日
2024年6月28日

関連リンク
受賞者一覧
コンクリート工学年次大会2024(松山)
公益社団法人 日本コンクリート工学会

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コンクリート工学年次大会2024(松山)において本学大学院生が年次論文奨励賞を受賞
左から劉助教、安本さん、永野教授
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