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東京理科大学のSDGs取り組み

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東京理科大学×SDGs 科学技術の創造による持続可能な世界の実現を目指して
東京理科大学×SDGs

2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までに、貧困に終止符を打ち、地球環境を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できる世界を実現することを目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。(※)これらは相互に関係しており、その解決には多様な人々が分野の壁を乗り越えて協働する学際的な取り組みが必要です。

東京理科大学は、明治14(1881)年に「東京物理学講習所」として創立され、140年を超える歴史を持つ、4キャンパス7学部33学科、7研究科30専攻を擁する、わが国の私学随一の理工系総合大学に発展しました。「理学の普及を以て国運発展の基礎とする-Building a Better Future with Science-」という建学の精神と、真に実力を身につけた学生だけを卒業させるという「実力主義」の伝統を今日まで引き継ぎ、「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学技術の創造」を教育研究の理念として掲げています。この東京理科大学の理念は、持続可能な世界の実現を目指すSDGsの精神と完全に一致しています。

東京理科大学の学問分野は、理学・工学・薬学・生命医科学・経営学に亘っています。

学部・研究科がそれぞれ世界レベルの独創的な研究を展開するとともに、総合研究院では学問分野の壁を取り除いた「理科大ならではの融合的連携研究」を推進し、SDGsが示す地球規模の課題の解決に協働して取り組んでいます。さらに東京理科大学では、データサイエンスがSDGsのみならずあらゆる課題に新たなイノベーションをもたらすと考え、すべての学部・研究科がデータサイエンス関連研究を展開するとともに、データサイエンスセンターがその研究成果の社会実装とデータサイエンス人材の育成に取り組んでいます。また全ての学生を対象とした学部横断型の「データサイエンス教育プログラム」を実施しています。

東京理科大学は創立150周年を迎える2031年における本学のあるべき姿を描く長期ビジョン「TUS VISION 150」をさだめ、さらにSDGsをはじめとした課題解決にも貢献するこのビジョンの実現に向けた「中期計画」を策定しました。東京理科大学はこれからも科学技術の創造による持続可能な世界の実現を目指して、人材の育成、理科大ならではの研究の推進、研究成果の社会への還元などに取り組んでいきます。

学長石川 正俊

SDGs

持続可能な開発目標
(SDGs)
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

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