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2024.01.15 Mon UP

宮村 一夫名誉教授、工藤 昭彦教授、川脇 徳久講師が公益社団法人日本化学会において各賞を受賞

掲載:2023年12月25日
更新:2024年1月15日

公益社団法人日本化学会において、宮村 一夫名誉教授、理学部第一部 応用化学科 工藤 昭彦教授及び川脇 徳久講師の受賞が決定しました。

<第48回化学教育賞>

受賞者
名誉教授 宮村 一夫
受賞題目
分析・無機化学分野における優れた教育活動
内容
分析・無機化学分野における優れた教育活動が認められ、化学教育賞の受賞が決定しました。
表彰式は、2024年3月19日の日本化学会春季年会で行われる予定です。

<第76回日本化学会賞>

受賞者
理学部第一部 応用化学科 教授 工藤 昭彦
受賞題目
水分解および二酸化炭素還元のための人工光合成型半導体光触媒の開発
内容

工藤教授は、独自の光触媒設計指針に基づき、グリーン水素生成のための水分解系光触媒を数多く開発してきました。さらに、新たな助触媒を開発することにより、水を電子源としたCO2の高選択的還元反応を世界に先駆けて達成しました。このような人工光合成光触媒の開発は、資源・エネルギー・環境問題解決に将来貢献すると期待されています。

この研究成果が認められ、日本化学会賞の受賞が決定しました。
表彰式は、2024年3月19日の日本化学会春季年会で行われる予定です。

<第73回進歩賞>

受賞者
理学部第一部 応用化学科 講師 川脇 徳久
受賞題目
精密設計に基づく配位子保護金属微粒子の創製と光電気化学的な応用
内容
川脇講師は、配位子で保護された微細な金属粒子を精密かつ高度に設計して合成することに成功し、その光電気化学的な機能性を開拓しました。これにより、配位子保護金属微粒子の表面における反応理解が大きく進展し、実用的に産業利用しうる配位子保護金属微粒子の潜在機能を複数見出しました。この研究成果は分子科学・電気化学・物理化学をはじめとした広範な分野で高く評価され、日本化学会進歩賞に値するものと認められました。
表彰式は、2024年3月19日の日本化学会春季年会で行われる予定です。

関連リンク
受賞者一覧
公益社団法人 日本化学会

工藤研究室
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総合研究院 カーボンバリュー研究拠点
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根岸研究室
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