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2022.11.10 Thu UP

松原 美之教授が瑞宝中綬章を受章

11月3日(木)、秋の叙勲が発表され、研究推進機構 総合研究院 火災科学研究所 松原 美之教授が瑞宝中綬章を受章しました。

松原教授は消防防災科学(化学火災、情報科学)を専門とし、産業火災の着火原因としての静電気に関連して、1991年当時未解決であった、タンク内帯電油の電荷減衰速度の規模効果を理論的に説明することに成功され、併せて、日米欧の静電気学会の国際交流の推進に貢献されました。化学火災のほか、消防用携帯無線機の開発、火災検出技術、屋外防災スピーカーの明瞭度改良、大規模災害時の情報システム開発等、消防防災の幅広い分野の研究に従事されるとともに、組織機構改革対応などの組織運営、東日本大震災をはじめとする大規模災害への対応と消防防災活動の場における科学技術の実践に尽力されてこられるとともに、本学理工学研究科国際火災科学専攻における教育・研究に注力されておられます。

<略歴>
1952年、兵庫県西宮市生まれ。京都大学理学部卒業。博士(工学)。
自治省消防庁消防研究所研究官、同庁係長、同研究所研究室長、独法消防研究所研究企画部長、総務省消防庁消防研究センター研究統括官、同所長、日本消防検定協会技術役・理事、東京理科大学総合研究院火災科学研究所所長を務め、現在、東京理科大学総合研究院火災科学研究所教授。

松原美之教授が瑞宝中綬章を受章
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