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本学学生が第13回学生小論文(日本海洋政策学会主催)にて優秀賞を受賞
本学 理学部第一部応用化学科4年 手島 涼太さんが第13回学生小論文(日本海洋政策学会)にて優秀賞を受賞しました。
本論文では、手島さんが以前より取り組んでいる医療材料研究において、原料であるアルギン酸に着目しました。海洋由来物質であるアルギン酸を応用した医療材料研究の経験から、SDGsを踏まえた今後の海洋政策の具体的方針についての提言を行ったことが評価されました。
手島さんの研究は、高分子科学分野の国際学術誌『Polymers for Advanced Technologies』に掲載され、『日経産業新聞』(2020年9月18日付)に取り上げられました。
受賞者 | : | 理学部第一部 応用化学科 4年 手島 涼太 |
---|---|---|
受賞題目 | : | 海の豊かさを生かし社会還元する持続的戦略ー「ライフサイクルを終えた海藻」を利用した医療材料開発の実践ー |
受賞日 | : | 2021年12月3日 |
日本海洋政策学会:https://oceanpolicy.jp/jsop/gakkai62.html
市販の炭酸水を用いたアルギン酸ゲルの簡便な調製方法を確立~創傷治療への応用に期待~
本学プレスリリース(2020.08.25 ):https://www.tus.ac.jp/today/archive/20200826_0087.html
本学学生らの研究成果が日経産業新聞に掲載
本学News(2020.09.18):https://www.tus.ac.jp/today/archive/20200918_1237.html
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