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2020.12.24 Thu UP

本学大学院生らが国際学会「16th IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems (APCCAS 2020)」において、Best Paper Awardを受賞

本学大学院生らが、国際学会「16th IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems (APCCAS 2020)」のBest paper award 2件及びBest student paper award 1件選出において、学生筆頭及び発表ながらBest paper awardを受賞しました。
APCCAS 2020は当初ベトナム・ハロン湾で10月開催予定であったが、コロナ禍で12月に延期され遠隔との混合開催となった。このため遠隔での発表、及び遠隔閉会式での賞発表となった。なお、本賞を授与した国際学会APCCASは、「IEEE Circuits and Systems Society」の5つあるFlagship Conferenceのひとつです。

受賞者 工学研究科 電気工学専攻 修士課程2年 小池 康平
工学研究科 電気工学専攻 修士課程2年 鈴木 健太
指導教員 工学部 建築学科 教授 伊藤 拓海
工学部 電気工学科 助教 柯 夢南
工学部 電気工学科 教授 河原 尊之
工学部 建築学科 助教 森 健士郎
受賞題目 Damage-Position Identification of Wooden-House Models for Structural Health Monitoring Using Machine Learning
内容 人口減の中の家屋管理や防災・減災という社会問題・課題の解決をめざし、28個の梁を持つ木造住宅モデルと26個の外壁を持つ木造住宅モデルを用いて、梁又は外壁の損傷位置を特定できるシステムの検討結果である。木造住宅モデルには、ひとつの振動源と、梁や外壁の状態による振動の変化を検出するひとつの圧電センサーが具備されている。各モデルから梁と壁を1つずつ取り外し、それらが損傷箇所であると想定し、その場所を圧電センサーの波形から識別した。識別率は、4層ニューラルネットワークを備えた梁損傷検知システムで94.5%、5層ニューラルネットワークを備えた外壁損傷検知システムで97.8%であった。
受賞日 2020年12月10日

■16th IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems(APCCAS 2020)
公式ページ:https://apccas2020.org/

伊藤研究室
研究室のページ:https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/tito-lab/
伊藤教授のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?5d63
森助教のページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?7074

河原教授
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?69ac

柯助教
大学公式ページ:https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?70f7

本学大学院生らが国際学会「16th IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems (APCCAS 2020)」において、Best Paper Awardを受賞
受賞した小池さん(左)、鈴木さん(右)と木造住宅モデル
本学大学院生らが国際学会「16th IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems (APCCAS 2020)」において、Best Paper Awardを受賞
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