東京理科大学の実力主義 ABOUT TUS

真の力を養う実力主義

東京理科大学を象徴する言葉のひとつに「実力主義」があります。
本学の教育方針である「実力主義」は、明治14(1881)年の東京物理学講習所の開校以来、建学の精神とともに脈々と本学の中に受け継がれてきました。

本学における「実力主義」とは、「縁故、財力、生い立ちや経歴、年齢に関係なく、その人物がもつ意欲や能力(実力)こそが一番大切である」という考え方に基づき、「真に実力を身に付けた学生だけが卒業できる」と概ね解釈されてきました。

近年、大学を取り巻く環境は複雑化・多様化し、時代の変化のスピードは加速しています。本学は、時代の変化を踏まえ、「今の時代に即し、かつ、次代に向けた実力主義とは何か」を考えることが必要だと考え、2020年度に再定義しました。

それが、以下に示す次代に向けた「実力主義」です。

次代に向けた「実力主義」 - Achieving Excellence -

東京理科大学で育むべき“未来を拓く実力”は次の精神と能力です。

  1. 高い志とノブレスオブリージュの精神
  2. 幅広い教養、正しい倫理観を備え、社会が求めるものに対して使命感を持って応える努力を惜しまず、人々の幸せや社会の発展・持続に率先して寄与する精神

  3. 高い専門性と科学的思考力
  4. 高い専門性とともに、その構築で培った論理的思考力とエビデンスにもとづく科学的思考力

  5. 独創性と進取の気性
  6. 混沌とした自然や変化する社会の中から新たな問題を感知し、独自の視点で物事を捉え、柔軟な思考によって新しい学問領域やイノベーションを創出する力

  7. 共創力
  8. グローバルで高度に専門化した社会において、多様な人々と積極的に交わり異質な考えや能力を持つ人々と互いに長所を認め合い、専門分野の壁をも乗り越えて共創できる力

本学は、「未来を拓く実力」を備えた人材を育成するため、今後も教職員が協力して教育研究の質を高める取組を続けていきます。

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