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倉持 幸司教授らの研究成果が朝日新聞に掲載
創域理工学部 生命生物科学科 倉持 幸司教授らの研究成果が朝日新聞に掲載されました。
本研究は、大阪公立大学などとの共同研究により行われ、ニホンライチョウが食べる複数種の高山植物に含まれる化合物が、寄生虫による感染症の発症を抑える可能性を明らかにしました。本成果は、ニホンライチョウの人工繁殖や野生復帰に向けた取り組みへ重要な知見を提供するほか、鶏等の家畜におけるアイメリア原虫対策への応用展開が期待されます。
詳細は掲載紙をご覧ください。
掲載紙
朝日新聞 2024年11月7日付 夕刊
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