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本学教員らの研究成果が北海道新聞に掲載
先進工学部 電子システム工学科 佐竹 信一教授、植木 祥高准教授、教養教育研究院 北海道・長万部キャンパス教養部 竹内 謙教授らの研究成果が北海道新聞に掲載されました。
ケガニは日本において高級食材として珍重されています。北海道では甲長8cm未満のオスの捕獲が禁止されており、メスは研究目的で特別な申請をして許可を得なければ捕獲できません。時間とスペースが限られる漁船上では、即座に雌雄を判定する必要があります。
ケガニの雌雄は腹側の形態で容易に判別できますが、背側の形態に雌雄で明確な違いはありません。捕獲してケガニを置いた場合、多くは甲羅側が上に位置しており、この状態で目視で雌雄判定することは困難です。しかし漁師は背側からの判別が容易だと語ります。
本研究では、深層学習を用いて、ケガニの腹側のみならず、背側の画像からも性判別を実現しました。記事では、佐竹教授や竹内教授のコメントもご覧いただけます。
詳細は掲載紙をご覧ください。
掲載紙
北海道新聞 2023年11月15日付朝刊
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本学プレスリリース
漁師の経験を深層学習が実現!
~深層学習を用いて甲羅の背側から性判別に成功、鍵は漁師からの一言~
佐竹研究室
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植木研究室
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竹内研究室
竹内教授のページ
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