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2023.08.23 Wed UP

【開催報告】からだのサイエンスプロジェクト 第3回 「科学の力でアクティブチャイルドになろう」(8/22)

2023年8月22日(火)東京理科大学野田キャンパス森戸記念体育館において、野田キャンパス近隣の小学生対象に、教養教育研究院 柳田 信也教授のからだのサイエンスプロジェクトによるサマースクール「第3回 科学の力でアクティブチャイルドになろう」が開催されました。
本プロジェクト*は、身体機能の測定と楽しい運動体験を通して、生命現象から科学について学習する取り組みであり、今回のテーマは、「運動神経のはたらきをしろう」でした。

最初の柳田 信也教授による脳・神経に関するミニ講義では、まず、小学生向けに「ペンフィールドのホムンクルス」をはじめとした脳の役割分担や、体を動かす指令を出す「大脳皮質運動野」と視覚などの感覚との統合について紹介がありました。そして、動作を目で見て、理解し、再現することを繰り返しトレーニングすることで運動神経機能が高まることなどが解説されました。
次に、測定マシンによる全身反応時間と単純反応時間やカウンタームーブメントジャンプ、スクワットジャンプの測定を行い、その後、運動神経機能を高めるトレーニングとして、本日の特別講師としてお招きした佐藤 哲史氏(アスレティックトレーナー)による「ライントレーニング」を行いました。

参加した小学生は、「脳からの電気による指示で身体が動くことやその動きを早くするためのトレーニングを教えてもらいました」「目で見てわかっても、身体が動かなくて難しかったけれど、何回も動いているうちにできるようになって嬉しかった」「運動神経のはたらきを高めるために続けようと思った」「先生の講義がわかりやすく、楽しかった」などの感想がありました。

同席された保護者の方々からは、「毎年開催していることを知らなくて、残念です。これからも開催して欲しい」「子供たちが活き活きしていて見ていても楽しかった」「帰ったら、私自身がライントレーニングしたいと思います」との感想をいただきました。

参加した小学生の皆さんは、本学の野田キャンパス森戸記念体育館で、脳・神経と運動の仕組みを知り、「ライントレーニング」を学習し、「科学の力でアクティブチャイルド」になって、サマースクールは終了しました。

*「からだのサイエンスプロジェクト」
公益財団法人東京応化科学技術振興財団「科学教育の普及・啓発助成」採択事業

*「ライントレーニング」
開発者はLine Training Labの佐藤 哲史氏(株式会社Sports Multiply)
現在は、コーディネーショントレーニングの要素も多く含んでいるが、最初はケガをした選手のリハビリ・再発防止のためのトレーニングとして考案された

柳田研究室
柳田教授のページ

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