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樋口 透准教授らの研究成果が『日刊工業新聞』に掲載
理学部第一部 応用物理学科 樋口 透准教授らの研究成果が『日刊工業新聞』に掲載されました。
次世代電池の最有力候補として注目される全固体電池は、固体/固体電解質界面の電気二重層効果の影響で出力が低下することが疑われています。
本研究はイオンを透過しないというダイヤモンドの特性を利用し、種々のリチウム伝導体を組み合わせて電気二重層容量を制御することによって電気二重層の充電におけるスイッチング応答速度の大幅な改善に成功したもので、将来的には、より高性能な全固体電池の開発につながると期待されます。
詳しくは掲載紙をご覧ください。
掲載紙
『日刊工業新聞』2023年3月8日付 朝刊
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本学プレスリリース
全固体リチウムイオン電池の充電特性の向上に期待
~電気二重層効果の制御により電気二重層の充電におけるスイッチング応答速度を大幅に改善~(2023年3月6日)
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