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2022.11.16 Wed UP

本学学生・大学院生らが第66回日本薬学会関東支部大会において優秀口頭発表賞及び優秀ポスター発表賞を受賞

本学学生・大学院生らが第66回日本薬学会関東支部大会において優秀口頭発表賞及び優秀ポスター発表賞を受賞しました。

<優秀口頭発表賞>

受 賞 者
理工学研究科 先端化学専攻 修士課程2年 新内 綾乃
指導教員
理工学部 先端化学科 教授 湯浅 真
理工学部 先端化学科 准教授 近藤 剛史
理工学部 先端化学科 助教 東條 敏史
受賞題目
置換基の修飾位置がポルフィリンのがん細胞集積性に与える影響の評価
内容
第66回日本薬学会関東支部大会では、学生による一般発表の中から優秀なものが表彰される優秀発表賞が設けられており、本発表が受賞に値すると評価され、優秀発表賞が授与された。
受賞日
2022年9月30日
受 賞 者
薬学研究科 薬科学専攻 博士後期課程3年 佐藤 秀哉
指導教員
薬学部 生命創薬科学科 教授 青木 伸
薬学部 生命創薬科学科 助教 田中 智博(*)
徳島大学 大学院医歯薬学研究部(医学域) 教授 森田 明典
受賞題目
2-Pyrrolone 型放射線防護剤の設計と合成及び作用メカニズム解析
内容
がんの放射線療法では、放射線の非選択的な細胞殺傷作用による正常細胞傷害と副作用の低減が課題である。本発表では、放射線照射時のp53依存性細胞死を抑制する化合物としてSTK160830を見出し、その類縁体の合成を行って構造活性相関を明らかにした。さらにp53の発現との関連を解析した成果が評価された。
受 賞 日
2022年9月30日
受 賞 者
薬学研究科 薬科学専攻 修士課程2年 岡本 諒
指導教員
薬学部 薬学科 准教授 佐藤 聡
受賞題目
ヒト神経膠芽腫細胞のテモゾロミド耐性機構の解明
内容
ヒト神経膠芽腫細胞のテモゾロミド耐性機構の解明について口頭発表し、審査の結果、優秀発表賞に選出された。
受賞日
2022年9月17日
受 賞 者
薬学研究科 薬科学専攻 修士課程2年 關 紘夢
指導教員
薬学部 薬学科 教授 月本 光俊
薬学部 薬学科 助教 北畠 和己
受賞題目
ヒト神経膠芽腫細胞における放射線誘導の細胞運動能亢進へのRAGEの関与
内容
ヒト神経膠芽腫細胞における放射線誘導の細胞運動能亢進へのRAGEの関与について口頭発表し、審査の結果、優秀発表賞に選出された。
受賞日
2022年9月17日
受 賞 者
薬学研究科 薬科学専攻 修士課程1年 山本 真梨子
指導教員
薬学部 薬学科 教授 野口 耕司
国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部 部長 井上 貴雄
受賞題目
ウイルス変異が核酸増幅反応に与える影響の解析
内容
COVID-19などの診断、検査で汎用されるPCR増幅反応において、ウイルスの遺伝子変異が判定結果にどの程度影響を与えるかについて詳細に解析し、PCRプライマー結合領域の内側から3塩基目までの変異は検査結果に影響することを明らかにした。核酸増幅検査薬の信頼性確保の観点から極めて有益な情報であると評価された。
受賞日
2022年9月30日
受 賞 者
薬学部 薬学科 学部6年 斯真田 瑞穂
指導教員
薬学部 薬学科 教授 西川 元也
薬学部 薬学科 講師 草森 浩輔
受賞題目
健常および担がんマウスにおける細胞外小胞の体内動態の解明
内容
健常および担がんマウスにおける細胞外小胞の体内動態の解明と題する研究発表を行い、プレゼンテーションと研究内容が高く評価され、第66回日本薬学会関東支部大会優秀口頭発表賞の受賞に至った。
受賞日
2022年9月17日
受 賞 者
薬学部 薬学科 学部4年 中山 滉一朗
指導教員
薬学部 薬学科 准教授 佐藤 聡
受賞題目
ヒト大腸がん細胞における5-Fluorouracil耐性機構の解明-核酸代謝経路の依存性について
内容
ヒト大腸がん細胞における5-Fluorouracil耐性機構の解明-核酸代謝経路の依存性について口頭発表し、審査の結果、優秀発表賞に選出された。
受賞日
2022年9月17日

<優秀ポスター発表賞>

受 賞 者
理工学研究科 応用生物科学専攻 修士課程2年 河村 幸汰
指導教員
理工学部 応用生物科学科 教授 倉持 幸司
理工学部 応用生物科学科 助教 古山 祐貴
お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 講師 大金 賢司
受賞題目
HMG-CoA還元酵素を不安定化する低分子化合物の構造活性相関研究
内容
HMG-CoA還元酵素(HMGCR)は、コレステロール合成経路の律速酵素である。コレステロール低下薬として知られているスタチンは、この酵素の触媒反応を阻害している。スタチンの有効性は明確であるが、継続使用することで転写を介したフィードバック制御機構によりHMGCRの発現量が大幅に増加し、スタチンに対する耐性を生じることや、その対処として投与量を増やすことが副作用リスクを上昇させることが、解決すべき課題として残っている。本研究では、HMGCRの阻害ではなく、分解を誘導する薬剤を開発した。この化合物は、HMGCRの触媒ドメインではなく、膜貫通ドメインを標的として分解を誘導する興味深い作用機序を持つ。このようなメカニズムの違いから、HMGCRの分解誘導剤は、単独あるいはスタチンとの併用処理により、上記課題の解決に有効と期待できる。
受賞日
2022年9月30日
受 賞 者
薬学研究科 薬科学専攻 修士課程1年 河口 真佑
指導教員
薬学部 生命創薬科学科 教授 山下 親正
薬学部 生命創薬科学科 講師 秋田 智后
受賞題目
GLP-1誘導体誘導体の経鼻投与はなぜ側脳室内投与よりも低用量で薬効を示すのか
内容
第66回日本薬学会関東支部大会ポスター発表において、側脳室内投与されたGLP-1誘導体は脳脊髄液へ移行して脳血管周囲腔に留まり、作用部位へ移行し難い一方で、経鼻投与では脳脊髄液へは殆ど移行せず、ヒト鼻粘膜の約98%を占める呼吸上皮の三叉神経に速やかに取り込まれた後、橋及び三叉神経視床路を介して視床へ到達し、薬効を示すことを報告した。経鼻投与により神経を乗り継いで効率良く作用部位へ移行し、側脳室内投与よりも低用量で薬効を示すNose-to-Brain Systemになり得る成果であり、研究目的・実験・結果・考察の統一性及び質疑応答の的確性が優れていたことが評価され、優秀発表賞に選出された。
受賞日
2022年9月17日
受 賞 者
薬学部 薬学科 学部4年 梶 和芽
指導教員
薬学部 薬学科 准教授 佐藤 聡
受賞題目
ヒト膵臓がん細胞におけるGemcitabine耐性機構の解析
内容
ヒト膵臓がん細胞におけるGemcitabine耐性機構の解析についてポスター発表し、審査の結果、優秀発表賞に選出された。
受賞日
2022年9月17日

*所属は研究当時のものです

関連リンク
公益社団法人 日本薬学会 関東支部
第66回日本薬学会関東支部大会
第66回日本薬学会関東支部大会 優秀発表賞一覧

青木研究室
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湯浅・近藤研究室
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