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2020年度後期授業の受講に向けて
2020年9月18日
在校生のみなさんへ
東京理科大学 学長
新型コロナウイルス感染症拡大の収束が見えないこの状況下において、学生のみなさんも不安を感じながら日々過ごしていることと思います。
2020年度前期は、一部を除き、多くの授業・試験が遠隔(オンライン)により行われるという慣れない環境下での学修となり、不便を感じたことがあったかと思います。そのため、前期の授業・試験の振り返り等を目的とし、先般、学生のみなさんを対象に「遠隔(オンライン)授業アンケート」を実施させていただきました。 遠隔(オンライン)授業に対する良い点について多くの感想を寄せていただいた反面、授業の内容や方法、課題の提出等に対して、改善に向けた様々な意見を頂戴しました。ご協力ありがとうございました。これらのみなさんからの意見を真摯に受け止め、大学としては、遠隔授業だからこそ提供できる質の高い教育を今後も模索し続けるとともに、授業の質の維持・向上に向けて、各学科等において、具体の対応策・改善策等について十分に検討しており、後期からは対面により実施する授業を増やすなど、一人一人の教員がより良い教育を提供できるよう準備を整えております。 このコロナ禍の状況にあっても、学生のみなさんの健康と安全を第一に考えながら、本学で学ぶ学生全員が学修をあきらめることなく意欲も持って学び続け、真の実力を身に付け、より良い社会の実現に貢献できる人材となれるよう、全力で支援をしてまいります。
また、心身の健康、学業の状況等、様々な不安を感じている学生のみなさんが気軽に相談できる「学生相談室」や、学習のサポートを行う「学習相談室」では、オンラインによる相談を引き続き実施しています。更に、新入生を対象に学習や生活の中で生じる課題や悩み等を共有し、友情を育める機会を創出する支援制度の実施も新たに検討しております。
みなさんが、元気にキャンパスに戻ってきてくれる日を迎えられるよう、みなさんと一緒にこの困難を乗り越えていきたいと思います。引続き、ご理解とご協力をお願いします。
以上
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