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第3回東京理科大学物理学園賞を授与
学校法人東京理科大学では、本学の卒業生(本法人が設置していた大学含む)及び専任教職員の退職者のうち、本法人の名誉を高め、発展に寄与していただいた方に対し、その功績を称えることを目的として2018年度に「東京理科大学物理学園賞」を創設し、例年、物理学園記念日である6月14日頃に表彰式を挙行しております。
第3回となる今年は、NTTセキュアプラットフォーム研究所上席特別研究員 阿部 正幸氏、大阪大学教授 原 英二氏の2名が受賞されました。
※今年の表彰式は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止いたしました。
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第3回東京理科大学物理学園賞 受賞者一覧 (50音順)
- 阿部 正幸(あべ まさゆき)氏
NTTセキュアプラットフォーム研究所上席特別研究員、京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 客員教授 -
安心安全な情報社会を支える暗号技術・電子署名技術の高機能化や高効率化に関する先導的研究を行い革新的な技術を多数創出。実用面でも動画配信、仮想通貨、電子投票などにおける利用者のプライバシーを守る技術に貢献。2019年には、「安全かつ利便性の高い電子署名及び暗号プロトコルの先導的研究」により第64回前島密賞(公益財団法人通信文化協会)を受賞。
- <学歴>
- 1990年 東京理科大学 工学部電気工学科 卒業
- 1992年 東京理科大学大学院 工学研究科電気工学専攻修士課程 修了
- <学位>
- 博士(工学)(2002年12月 東京大学 論文博士)
- 原 英二(はら えいじ)氏
大阪大学 微生物病研究所遺伝子生物学分野 教授 -
細胞老化の分子機構とその生体内での役割の解明を目指した研究によって癌と老化の効果的な予防法や治療法の開発に貢献。2013年6月に英国科学雑誌「ネイチャー」で発表した「Obesity-induced gut microbial metabolite promotes liver cancer through senescence secretome(肥満に伴う腸内細菌の代謝物が細胞老化を介して肝癌を誘発)」が米国科学誌「サイエンス」誌が選ぶ2013年10大成果の1つとして取り上げられた。2014年には、JCA-Mauvernay Award(日本癌学会)を受賞。
- <学歴>
- 1987年 東京理科大学 理工学部応用生物科学科 卒業
- 1993年 東京理科大学大学院 理工学研究科応用生物科学専攻博士課程 修了(理学博士)
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