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2019.06.25 Tue UP

本学大学院生及び教員らの学術論文が、アメリカ化学会発行ACS Applied Energy Materials誌のSupplementary Coverとして選出

本学大学院生及び教員らの学術論文が、アメリカ化学会発行ACS Applied Energy Materials誌のSupplementary Coverとして選出されました。

バイオ材料を用いたバイオ太陽電池は、低コスト・低負荷という特徴から近年注目を集めています。その材料の1つである光化学系1(Photosystem I, PSI)は高い電荷分離効率を示すため、バイオ太陽電池の材料として期待されています。しかしながら、緑色の光を吸収できないことによる光電流値の低さが問題になっています。永田准教授らは、PSIを用いたバイオ太陽電池への人工アンテナ系複合手法を開発し、光電流値の改善に成功しました。そうした論文が編集部にて評価され、同誌のSupplementary Coverとして選出されました。

  
選出者 工学研究科 工業化学専攻 博士後期課程2年 武隈 侑也
工学研究科 工業化学専攻 修士課程2年 長川 遥輝
工学部 工業化学科 准教授 永田 衞男
論文タイトル Enhancement of Photocurrent by Integration of an Artificial Light-Harvesting Antenna with a Photosystem I Photovoltaic Device
掲載表紙 https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsaem.9b00349
受賞日 2019年6月24日

永井研究室のページ
大学ページ: https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6b0c
研究室のページ: https://www.rs.tus.ac.jp/nagatalab/


ACS Applied Energy Materials誌
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