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2025.11.28 Fri UP

日本リアルオプション学会2025年研究発表大会において本学大学院生が研究発表奨励賞を受賞

日本リアルオプション学会2025年研究発表大会において本学大学院生が研究発表奨励賞を受賞しました。

受賞者
創域理工学研究科 経営システム工学専攻 修士課程2年 鈴木 幹
指導教員
創域理工学部 経営システム工学科 准教授 後藤 允
受賞題目
容量市場オークションを考慮した発電事業者の設備投資戦略
内容
本研究は、容量市場オークションに参加する発電事業者の最適な設備拡大投資戦略を分析するものである。具体的には、電力の安定供給を目的として設けられた容量市場におけるオークション価格決定メカニズムおよび落札確率を考慮に入れ、発電事業者がいつ設備投資を行うべきか、さらに最適な入札価格がいかなる水準となるかを明らかにすることを目的とする。
モデルでは、他の参加者の入札価格を分布関数として予測し、オプション価値および最適停止問題の枠組みを用いて分析を行う。この枠組みにおいて、電力価格の平均回帰過程、投資コスト、罰則金などを組み込んだ正味現在価値(NPV)を最大化する戦略的価値を導出する。
最終的には、本分析を通じて、発電事業者にとっての投資判断および容量市場の制度設計に資する有用な示唆を提供することを目指すものである。
受賞日
2025年11月

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受賞者一覧
日本リアルオプション学会

後藤研究室
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